俺は田村達に怪しまれないように、待ち合わせた場所まで一緒に帰る事にした。
あっちゃんにバイバイとみんなで手を振り、チャリを漕いだ。
陽子ちゃんに惚れているトオルは、陽子ちゃんにばかり話しかけていた。
俺は田村と並んでチャリをこいでいた。
田村は、この後俺とあっちゃんがする事を、夢にも思って無いようだった。
途中で陽子ちゃんと別れた。
その後、トオルの陽子ちゃんに対する未練がましい愚痴が始まった。
田村はそんなトオルに対して「まぁまぁ、朝まで話聞いてやるからよっ」って言っていた。
待ち合わせた場所に着いた。
トオルが「本当に帰っちゃうん?」と聞いてきた。
俺は「悪りぃな。」と言った。早く別れて、あっちゃんの元へ急ぎたかった。
田村が「じゃあ、明日バイト頑張ってな。」と言ってくれ別れた。
基本的に田村はめちゃくちゃ良いやつだった。
別れた後、俺はあっちゃんを犯したい一心でひたすらチャリを漕いだ。
あっちゃん家に着き、あっちゃんに電話した。
あっちゃんは「庭に居るよ。」と言ってスタスタ歩いてきた。
あっちゃん家は兼業農家で敷地が広かった。
歩いて来たあっちゃんは浴衣姿のままだった。
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