次の日、俺は朝からバイトに行った。
ちょっと憂鬱だったけど、夕方からは田村と遊ぶ約束をしていたし、ムカついても我慢しよう
って思っていた。
ちなみに、あっちゃんは内緒にしてくれてる様だった。
バイト先のコンビニに着き、狭い事務所に入った。事務所にはデスクが1つあり、その隣に茶色い長机があって、イスが2つ並んでいた。
その奥にハンガーがあり各自の制服が掛かってあった。
長机に早朝から来ている真鍋婆ちゃんと篠崎さんが座っていた。
俺が挨拶すると真鍋さんがニコニコしながら「おはよう。あんちゃん♪ 相変わらずイケメンだね♪」と言ってくれた。
真鍋さんはウワサ話が好きだったり、下ネタも言うが、俺の事をいつも褒めてくれた。
篠崎さんが「プッ…w 真鍋さん、やめてよw 別にどこにでもいる顔じゃないw」と笑っていた。
俺は長机に座っている後ろを通り、制服を取りに行った。
ちなみに篠崎さんは、俺には挨拶はしないし、目も合わさなかった。
真鍋さんが「そうかなぁ?私はにいちゃんは良い男だと思うなぁ♪」と言ってくれた。
時間になり、真鍋さんともう1人のバイトの人が帰って行った。
それからオーナーと篠崎さん、俺の3人になった。
もう忘れてしまったが、俺はオーナーに何かを頼まれた。
俺は「すみません。それ、やった事無いんで分からないです。」と答えると、オーナーは篠崎さんに指示をしてやらせた。
オーナーが事務所に引っ込むと
篠崎さんは「やった事無いんです…って何よ。」と俺を睨む様に言った。
俺もムカッとしたが、とりあえず流した。
それからも、何かにつけて俺に文句を言った。
1時になり、篠崎さんは帰って行った。
俺は「アイツ、マジなんなん!!」とムカついていた。
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