恵子サンと別れ、雨上がりの道を歩いて帰った。
もちろんポケットには恵子サンの染みつきパンティが入っていた。
俺は歩きながら「明日はバイトかぁ…」と思っていた。
実はバイト先でこんな事があった。
数日前になるんだけど、俺が出勤すると狭い事務所に主婦パートの人と篠崎さん(仮名)と言う女性が居て、何かの話をしていた。
この篠崎さんって人は30代半ばで、バイト先の中では美人なほうで、サバサバした性格でちょっと辛口トークな人だった。小さなお子さんがいた。
俺が挨拶をして制服を着ていると、2人は再び話の続きをし始めた。
篠崎さんが「…でね、まだ母乳が止まらなくて痛い時があるのよ。もうとっくに止まってもいい時期なのに。」と話していた。
もう1人の主婦パートさんは「シッ…」と言っていた。つまり「俺が聞いてる。」って事を言いたかったんだと思う。
俺もつい、母乳って聞いてチラッと篠崎さんを見てしまったから。
篠崎さんは俺を見て「いいのよ。聞き耳立てても。別にK君に飲んでくれって言ってる訳じゃないから。」とあっけらかんと言っていた。
俺はちょっとバカにされた様な気がしたし、もう1人の主婦パートの人の、俺をいぶかしむ様な視線にもムカついていた。
その日はずっとムカつきながらバイトをした。
「明日はその篠崎さんがいるんだよな…嫌だなぁ」と思っていた。
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