俺はなんかモヤモヤした気分でいっぱいだった。
1人で歩きながら、恵子さんが言った言葉を思い返した。
だけど、この時の俺は「何なんだよ!」くらいにしか思わなかった。
俺は遠回りしてバイト先のコンビニに寄った。
バイト仲間の佐藤サンがレジに立っていた。
佐藤サンは「よう!どうした?」と声をかけてきた。
俺は「別に。なんか飲む?」と言ってコーヒーを2本買って、1本を手渡した。
佐藤サンは「おっ!サンキュー」と言って制服のシャツを脱ぎ、俺と一緒に店を出た。
佐藤サンは「うおっ…けっこう肌寒くなってきたな!」と言っていた。
その後で佐藤サンは「なんだよ。なんかあったんか?ピリピリしてよ~」と聞いてきた。
俺は「別に何もねぇーけど。」と言った。
佐藤サンは俺より年上だが、俺を同等と見てくれたし、タメ口でOKだった。
佐藤サンはタバコを吸い始めた。
そして俺に「ほら…」と言ってタバコを渡した。
俺は1本もらい火をつけた。初めてのタバコでは無かった。
コーヒーを飲みながらタバコを吸っていた。
佐藤サンは「また女か!惚れっ子Kさんよ!」と冷やかすように言った。
俺は「違うよw」と言いながら、女の事を考えていた。
恵子さんの事では無かった。
セックス出来る女はいないかなって考えていた。
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