この時の俺は、今すぐヤリたくて仕方なかった。
だから藤井サンの話はどうでもよかったし、簡単に話をしてさっさとセックスをしたかった。
簡単に説明したのが逆効果だった。
俺はもう少し説明をしたが、聞き入れてもらえなかった。
俺は「だから、恵子さんが思ってるような程の事じゃないよ。」と言った。
恵子さんは「だけど、そのコのレズって事が弱みだって分かったから、私と簡単にレズプレイできるよ。って言ってきたんでしょ?」と言った。
俺は「弱みって言うか…俺の秘密の性癖なら、そいつも知ってるし。ちゃんと教えたから…」と言った。
恵子さんは「Kの性癖と、そのコのレズって秘密は、なんか重みが違うと思うけど…」と言った。
もう、今からセックスって雰囲気でも気分でも無かった。
恵子さんは「…帰ろう。」と言ってクルマのエンジンをかけた。
俺は「いや、いいよ。俺はここで…」と言って車を降りた。
恵子さんは去り際に「K…なんて言ったらいいか分からないけど…今のKは…Kらしく無いよ。」と言って去って行った。
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