俺は早飯をして美術室へ向かった。
美術室の脇に【美術部展示会場】と書かれていた。
ちょうどお昼だから見に来てる人なんて居なかった。
受付当番は、来てくれた人の名前を記帳してもらい、帰っていく人に「ありがとうございました。」と言うだけの係で、藤井サンと話す機会はふんだんに有った。
俺が美術室に着くと藤井サンはもう来ていた。
俺は藤井サンの隣に座った。
テーブルにはクロスが引かれていた。
これなら藤井サンの足を触っても周りにバレない。
俺はさっそく「ごめんなさい。遅れちゃいました。」と言いながら、藤井サンの太腿を触った。
触ったと言ってもスカートの上から。
藤井サンは標準の長さのスカートを履いていた。
俺が足を触っても、藤井サンは何とも言わなかった。
ちょっとして俺が「昨日ごめんなさい。やっぱ怒ってます?」と聞いた。
すると藤井サンが意外な事を言ってきた。
藤井サンは「ねぇ…私ってやっぱり変なのかな…女の子同士で…って」と言った。
あの後、色々考えてしまった様だった。
俺は同性愛に偏見は持っていなかった。
むしろ、レズな女性なんて大歓迎だった。
でも俺は別な事を言った。
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