藤井サンは中学での事を懐かしむように話を続けた。
藤井サンは「花園サンって、元々ソフトボール部だったんだよ。」って言っていた。
俺は、美術部よりソフトの方が合ってるなって思った。
藤井サンも「ソフトボールの方が似合ってるよねw」と笑っていた。
俺は「あの~、さっきのは?」と切り出した。
藤井サンはキョトンとした顔で俺を見た。
俺は「美術室で…けっこう密着してませんでした?花園さんと…なんか…こう…」と美術室での2人の仕草を真似るようにしながら聞いた。
藤井サンはしばらく地面を見ながら黙ってしまった。
藤井サンは固まってしまったようだった。
俺はマズイって思い、話を変えた。
俺は「藤井サン、彼氏とかは?」と聞いた。
藤井サンは首を横に振るだけだった。
そのまま、沈黙が続いた。
俺は「…帰りましょうか?」と言った。
そしたら、藤井サンがボソボソと話し出した。
藤井サンは「最初…中学の時、体調悪くて何日か休んだ時があって…花園サンが家に来たの…お見舞いとか言って…。」と話し出した。
俺は黙って聞いていた。
藤井サンは「最初は、私の部屋で話をしていたの…そしたら…花園サンが、見せっこしよ。って言ってきて…」
俺は「見せっこ?どこを?…アソコ?」と聞いた。
藤井サンは黙ってうなずいた。
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