石川サンとの別れは早かった。
初冬には別れていた。
ぶっちゃけちゃえば、自然消滅のようなものだった。
肌寒くなってきて、会う回数が減っていき、もうそろそろ冬って時期に、会う事は無くなった。
でも、俺自身が石川サンに興味が無くなった面もあった。
石川サンは年齢的に、生理も有ったり無かったりだった。
この頃石川サンは、もう閉経してる。って言っていた。
だけどある日、石川サンから電話があった。
石川サンは「最近、ちょっと出血してる。生理の血とは違うんだけど…」と言っていた。
とりあえず俺は「えぇ?病院行った方が良くない?」と言った。
でも、それを聞いた俺は、何故か分からないけど会う気が起こらなくなった。
石川サンの肉体を弄んで味わって、犯す気も起きなくなった。
俺は「ちょっとしばらくセックスはやめといた方がいいかもね」と言った。
石川サンも「そうする。」と言っていた。
バイト先で知り合い、最初は綺麗な石川サンに憧れていた。肉体関係を持って、最後は肉体便器のように扱った。
その電話が石川サンとの最後だった。
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