俺が降りたあと、ちょっとして恵子サンが降りてきた。
俺は「どーしたの?」と聞いた。
恵子サンは「えっ?パンツ履いてたの。」と言った。
俺は「えぇ~!ノーパンが良かったな。」
恵子サンは「一応よ。 一応。」と言っていた。
駐車場から公園入口の石段を上がってる途中で、何人かとすれ違った。
すれ違うたびに、恵子サンに視線を向けてるような気がした。
俺は「恵子サンは、なんとなく目立つんだよなぁ…」と思った。
だけどそれが俺の優越感でもあった。
公園はけっこう広く、樹々に囲まれていた。
石段を上がると園内に向かう遊歩道に出た。
そこから右に子供が遊ぶ遊具が並んでいた。
左側は樹々がチラホラ立っていて、遊歩道が真ん中を通っていた。
公園の中央には池があって、この池をぐるっと囲むように公園は出来ていた。
小学生の頃はよくこの公園で遊んだ。
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