13時になり交代の時間になった。
俺はまた夕方からバイトだったので、13時で上がりだった。
事務所で篠崎さんと一緒だった。
俺は「さっきの教えて下さいよ。」と再び聞いてみた。
篠崎さんは「んっ?あぁ、あれねw K君に話すのは恥ずかしいけど…母乳パット入れてたの。もう授乳時期は終わってだいぶ経つんだけどね。たまに母乳が出てきちゃってw そうすると服とか汚しちゃうからw」と言っていた。
俺は、前に篠崎さんが誰かに話していた事を思い出した。
しかも「聞き耳立ててもいいのよ。別に君に飲んでって言う訳じゃないからw」といかにも俺が、下心で聞き耳立ててるって風に言われた事があった。
今なら、ちょっと思い出して考えれば気付けそうな事なんだけど、当時の俺は気付けなかった。
篠崎さんに教えてもらってから、デリカシーの無い事を聞いてしまった。と自分が恥ずかしくなった。
篠崎さんは俺に「ねぇw K君、顔が赤くなってるよw」と笑いながら言った。
俺は何故か分からないが、恥ずかしさを隠すために話を変えようとした。
俺は「あの…携帯番号交換しませんか?」と突拍子の無い事を言った。
母乳の話の直後に、こんな事を言えばますます下心があるって言うようなものだ。
だけど篠崎さんは「あははw うん♪いいよw」と言って交換してくれた。
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