お客さんがだいぶ居なくなった時に、篠崎さんが事務所へ入って行った。
俺はチャンス到来って思った。
この時には、触りたい欲望と自信が俺をイケイケにしていた。
あとを追うように事務所に入って行った。
篠崎さんはロッカーを開けて、事務所の入口に背を向けていた。
俺は篠崎さんの後ろ姿を見て「驚かそうとしてお尻を触る。」ってイメージを持って近づいて行った。
近づいて行っている時に俺は「えっ?」となって立ち止まってしまった。
篠崎さんは、Tシャツの首元から中を覗き込んでいた。そして片手をTシャツの首元から中に入れ、胸辺りをモゾモゾしていた。
篠崎さんは、人の気配に気づいて俺の方に振り向いた。
篠崎さんは「えっ?キャッ…!K君だったの?オーナーの奥さんかと思った。」と慌てて背中を向けた。
とりあえず俺は「ごめんなさい!」と謝り店内へ戻った。
俺は、よく分からなかったが何してたんだろって思った。
それに「失敗したぁ。」とも思った。
ちょっとしてから、篠崎さんも店内に戻ってきた。
篠崎さんは「油断したw」と笑っていた。
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