メール7
N様。最近メールを頂けませんが、どのようにお過ごしでしょうか。もしやお身体がお悪いのではないかと
心配申し上げております。さて、妻のことなのですが、妻が働いているバーに行ってまいりました。
10人ほどが座ればいっぱいになってしまう小さな店でございます。私が店に入ったときは3人ほどのお客でした。
いずれもがサラリーマン風の方々で、変な店で無いことはすぐに私にもわかりました。私は歓楽街の
飲み屋はほとんど知らない、いや、まったく知らない人間なのですが、そのお店が確か客層のお店であることは
歴然としておりました。私はカウンターに座りますと妻は「ご注文は何になさいます?」とわざとよそよそしく
聞いてきますので「水割り」とぶっきらぼうに答えました。水割りが私の前にでてくると、チビリチビリと
それを呑んでおりました。妻はずっとカウンターの反対側の、私と同じくらいの年齢の男と何やら話しております。
すなわち私の相手はまったくしません。まあ話したいことがあれば家で話せばよいことなのですが、妙に
その男に嫉妬してしまうのでした。時間をかけてメイクアップをしたのでしょう。35の妻はどう見ても30以上には
見えませんでした。やや暗いお店の中で見知らぬ男性と談笑する妻は、私の見てきた妻とは別人の若い女性に思えたのでした。
妻が家に戻った日のセックスが激しく燃えたのは言うまでもありません。
最近妻に異変がまた起こりました。妻が陰毛を脱毛してツルツルにしてしまったのです。
あの森田という男に言われてそうしたのです。私はどちらでもよかったのですが、
森田にすっかり調教されてしまった妻なのでした。
スナック勤めを始めますと着るものも色々そろえねばなりませんが、着物は私の家に大部分保管しております。
妻が私に「これクリーニングに出しといて」と言えば、仕事帰りにクリーニング店に預けてきます。
少しでも妻の仕事の助けになればと思って、そうしているのです。
妻は仕事柄夕方出かけ早朝4時前に帰宅する生活になりましたが、良く私のほうに寝泊りするようになりました。
何でも森田は最近仕事が忙しく、家に戻らぬことが多くなったようです。妻は言いませんが、女でも別に
できたのかもしれません。妻と森田もあまり長くないなと思う今日この頃です。
長々とつまらぬ話をして申し訳ございません。私はN様に聞いてもらうだけでも良いのです。
N様 三浦友則
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