ある日の深夜こ、妻からメールが来て〇〇の駐車場まで迎えに来てとのことでした。私はすぐに
承諾の返事を返し、その駐車場に向かいました。車を停めて妻を探しましたが、妻の姿が見当たりません。
街灯一つの暗い駐車場でしたが、ふと駐車場の端に停めてある車の中に人影があるのに気が付きました。
近づくと車が揺れているようでした。気付かれぬように傍までいくと、なんと妻と男が行為の最中なのでした。
さらによく見ると男は店長であることがわかりました。シートを倒し上から店長が妻に乗り、ズボンを下し
尻を出して腰を振っておりました。妻は両脚をまっすぐに挙げ、店長の腰の動きに応じて足先をゆらゆらと
させておりました。妻と男が交わる姿を見るのは何度目かでしたが、この時は物悲しく胸にぐっとくる
悔しさを感じてしまいました。やがて店長は逝ったようでした。私は腰を屈めて自分の車まで戻り、車の
中で待つことにしました。店長の車から妻が降りて私の車の方に歩き始めると、店長の車はその場を去りました。
私の車に乗り込むと、妻は「いつから来ていたの?」と聞きましたので、私は「今来たばかりだよ」と
答えておきました。妻は「そう・・・さっきまで店長といたの。」「うん」それから二人は暗い夜道を車で
走って、家に帰りました。
親愛なるN様。今回が最後のメールでございます。できればこれからも、私たち二人を温かい目で見て頂ければ
幸いです。さようなら。 三浦友則
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