恵美はあの狂乱の逝き様が嘘のようにベッドの上で可愛い寝顔を見せ、寝息を立てている間に僕は気になっていた事をスマホで調べた。
【あの集団の実態を知りたい!何としても!】
僕は思い浮かぶキーワードで検索し続けたが、結局そこにたどり着く事が出来なかった。
諦めかけていた時、スーツの胸ポケットに白い紙のような物がある事に気づいた。
それは一枚の名刺のような紙で、『■倶楽部』と書かれ、サイト名とID、パスワードと麗子と言う名前が書かれていた。
名刺にはあの甘い香水の匂いが残り、僕はあの時のキスを思い出して何故か体を熱くし、不思議な感覚に包まれてサイトに足を踏み入れた。
サイトを開くと『■倶楽部』は各県に存在し、会員になるといつでもどこでもサービスを利用出来ると書かれていた。
僕は集団の正体を知りたくて○○県の部屋を選択しIDとパスを入力した。
○○県のホームには様々なサービスの案内が書かれ、僕はその中の活動報告を開くと集団の驚くべき報告が一覧表示された。
最新情報には恵美が先日痴漢に遭遇した日付と今日の日付がアップされ、僕は胸の高鳴りを抑えながらその内容に目を通した。
『猟:○月1日』
『ターゲットは雰囲気新婚夫婦。ガード硬くもデカクリ連続逝き。MM夫婦:M妻、早漏M夫と命名する。』
それはまさに僕達の事で、中には詳細な内容が書かれ、あの時の光景が目に浮かび僕のチンポはまた硬く勃起していた。
『捕獲:○月8日』
『MM夫婦捕獲。リピーター!M妻ロックオン。ガードユルユル。特大クリ。生マンコにペニス絡み堪能、M妻OK自ら亀頭に食いつく!希に見る名器。欲しがり屋確定!残念ながらタイムアップ!早漏M夫に麗子ロックオン!素質有り!』
今朝の内容も詳細に書かれていて、僕の知らないところで恵美のマンコは弄ばれ、何故か僕までもがターゲットにされていた。
【恵美が…!あのデカいチンポに…!自ら…!?】
この衝撃的な行為に興奮した僕はチンポを激しく擦り、あっという間に射精してしまった。
【な…なんだこの感覚は!最高だ!痺れる!恵美が…恵美が弄ばれてるのに…!痴漢達に…恵美が犯される…あのチンポに!あぁぁー!】
その異常とも言える興奮は僕の精神を歪ませ、新たな願望を呼び起こし、僕は『■倶楽部』にその先を求めていた。
『■倶楽部』のサービスは『電車』『映画館』『カラオケ』『ビル』『野外』等、様々な場所が表示され、僕は一押しの『映画館』を選択した。
そこは僕達が以前住んでいた街で、すでに閉館したはずの懐かしい映画館の名前が出ていた。
『映画館プレイ:リニューアルオープン。■倶楽部一押し!残り一組様特別プランご招待!』
僕の何かを求める歪んだ精神は指先を操り、申し込み画面から『参加』を選択していた。
さらに、プロフィール用に画像添付を求められ、僕はスマホに納めた恵美の巨尻をアピールした姿を選び、震える指先をそっと添えた。
「うぅぅぅ…!うっ…!うぅぅぅ!」
その時、ベッドの恵美がうめき声を上げ、慌てて恵美を見た僕の指先は一段上の画像を選択し、誤った画像を添付して最終確認の『契約』をタップしていた。
恵美が目を覚ましたのは昼過ぎで、僕はその間にサイト内を徘徊しいろいろな体験談を読み返し、僕の歪んだ願望は沸騰していた。
「あっ…!ちょっと痛い…!はあっ…!」
「ごめん…。僕が乱暴にしたから…。下は何も着けないで帰った方がいいよ。」
「そ…そうね。大丈夫よね…。」
シャワーを浴びて服を着ていると、恵美は下着がクリトリスに擦れて痛そうな顔を見せ、素直に脱いだ物をバックに押し込んだ。
帰りの電車は乗客はまばらで、僕は周りに誰も居ない二人掛けの席に座り、悪戯心でノーパンのスカートを捲り太腿まで露にした。
「もう…。和人…ダメ…。はあっはあっ…。」
「誰も見てないから大丈夫だよ!脚を開いて!」
「あぁぁー!いぃっ!あっ!あっ!いぃっー!」
「痴漢ってこんな感じなんだね。興奮するよ!」
「ば…馬鹿…!あっあっ…!いぃっ!そこ!」
「痴漢されて感じてるんだね!たくさんの手で弄ばれたいだろ?デカいチンポでやられたいだろ?正直に言わないと止めちゃうよ!」
「嫌…!嫌ー!もっとー!して!したい!したいの!あなたがいいなら!何でもしちゃうー!」
悪戯心は刺激的な痴漢プレイに発展し、恵美は嫌がる素振りを見せたが僕は執拗にクリを責めた。
痛がっていたはずのクリなのに恵美はマンコはびちゃびちゃに濡らし、僕のチンポを握りしめ駅に着くまで二人で痴漢プレイを楽しんだ。
翌日、恵美にガードを硬くさせると痴漢に遭遇する事は無くなり、僕達は日常を取り戻した。
ただ、恵美は僕に巨乳を押し付けたり僕の股間を触ったりして挑発し、朝はソフトに夜はハードに痴漢プレイが日課になっていた。
「あの時言った事覚えてる?」
「何の事?私何か言った?」
「痴漢プレイの時に…。いろいろ…!」
「ふふっ!馬鹿ね!和人を喜ばせるために言っただけよ!和人が一番興奮してるでしょ!ほらまた元気になってる!」
「恵美…!うっ…うぅぅ!あぁぁー!」
恵美は僕のチンポを咥え、あのテクニックに僕は瞬く間に恵美の口に精液を放ち、喉を鳴らして飲み干す顔にあの願望がマグマのように煮えたぎっていった。
金曜日の帰りの電車の中で待ちわびた『■倶楽部』からの案内メールが届いた。
【○月12日土曜日。13時。受け取り画面からプラン設定。】
「恵美。試写会のチケットが当たったよ。明日行こうよ。」
「映画なんて久しぶりね。明日ね!楽しみね!」
僕は直ぐに恵美にスマホの画面のクーポンを見せ、喜ぶ恵美の顔を見ながらプラン設定を『フルコース』にした。
その夜は明日に備えてと日課はお預けにし、ご機嫌斜めの恵美を宥め、勃起したチンポを悟られないようにして深い眠りに落ちた。
翌日、お出かけ用に僕が選んだ服に着替えた恵美は恥ずかしそうに僕の腕にしがみついた。
下着はセクシーな白のビキニタイプの紐パンとハーフカップのブラ、服は薄いピンクのブラウスで巨乳の谷間が覗き、風になびくフレアーミニから覗くガータストッキング姿だった。
「今度その服で通勤してみたら?」
「和人ったら!やっぱり私が痴漢されて興奮したいんだ!ふふっ!弄ばれて興奮させてあげようかな!和人のお願いなら聞いてあげようかな!?」
痴漢プレイのおかげでそんな期待をほのめかす言葉で僕は煽られ、恵美の変わりように僕の興奮は高まるばかりだった。
電車に乗り目的地でランチをする間、恵美はすれ違う男性達の熱い視線を浴び、露になった脚も惜しげもなく見せつけ、お預けの効果なのかその体は熱を帯び始め、僕達は映画館へと歩いた。
映画館は綺麗に改装され、スマホのクーポンを見せるだけで受付が済み、新設された試写会室に入った。
「凄いね。こんな素敵な映画館初めてね。」
「そうだね。ゆっくりと楽しめそうだね。」
そこは大きなスクリーンと豪華なソファーが2列に置かれ、豪華なカーペットが敷き詰められた席の前には小さなテーブルが置かれ、僕達はその豪華さに足を止めた。
「ようこそ特別試写会へ。お席にご案内します。お嬢さん、さあどうぞ。」
「あっ…。お嬢さんだなんて…。は…はい。」
唖然としていた僕達は長身でがっちりとしたイケメンの男性に声を掛けられ、恵美は男性にエスコートされ、最前列のソファー席に座った。
「イケメンだったね。彼なら痴漢されても嬉しいだろ!」
「ふふっ!彼ならたくさん触らせてあげるわよ。それだけで済まないかも。知らないから!」
【始まるんだ!これから!恵美が彼らに!】
恵美に煽られた僕の熱い血は一気に沸き上がり、僕はテーブルに置かれたビールを一気に飲み干し、恵美もソフトドリンクを口にした。
それから照明が落とされ館内は薄暗くなり、僕達にの後から来たカップルが席に着き、仕切りの無いソファー席は四組のカップルで席が埋まった。
僕の横にはカップルの女性、妻の横には別のカップルの男性と並び、その間隔は体の温もりが感じ取れる距離だった。
【あっ!あの時の香水の香りだ!間違いない!女?いや、あの時は男性!どういう事だ!?】
僕の隣に座った女性からあの時の男性の甘い香りの香水の匂いが鼻を擽り、僕の頭は混乱した。
そして、スクリーンには特別試写会の案内が映し出され、館内が真っ暗になり本編の前にお決まりの予告編が始まった。
『実録!通勤電車集団痴漢!』
その予告編のタイトルに恵美の体はビクッと震え、僕の手を力強く握った。
※元投稿はこちら >>