恵はシャワーを済ませ、メイクも済ませた。
昨夜、坂井から貰った紙袋を開けると、下着だけでなく、鮮やかなオレンジ色のミニワンピース、白いヒールが入っている。
高級ブランド品である。
真希からのプレゼントとメモが付いている。
「えっ…どうしよう、こんな丈の短いワンピース…」
更に、下着を取り出し、身に付けた。
ショーツとパンストは穴あきである。
それでも身につけた。
一階に降りて、孝に驚かれる。
「どうしたんだ、恵!」
「真希さんから頂いたワンピース…」
「貰いすぎだよ、恵!奥様に一度会ってお礼を言わないと…」
「そうね…私も貰いすぎて…嬉しいけど…気が引けるわっ…」
「失礼のないようにね!我々には、お金持ちの感覚がわからないね」
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