双頭な人たち 3
「けッ、健ちゃん?」
「お願い、走ってる時はヤメて」
「ね、危ないから…、お願い…」
オバサンに そぅ言われて スイッチを入れるのは 信号待ちの時だけにした。
『ヴィーン』とモーター音が微かに響くと オバサンは『ビクン』とはねたり 握ったハンドルにオデコを付けたりしていた。
そんなオバサンを周りから見たら 具合でも悪そぅに見えたかもしれない。
車がホームセンターの駐車場に着いた。
今日は幾らか空いている、車もまばらで両隣に車は無い。
「オバサン、待って、まだ降りないで、ね」
俺はオバサンよりも先に降りて 運転席のドアを開けた。
「オバサン?…」
「スカートあげて パンツ見せて」
俺に そぅ言われて、オバサンは まずスカートをたくしあげて 次いで両足を車の外に降ろして 少しずつ膝を広げた。
「そぅそぅ」
「今度からは そぅやって降りて…」
「今日は他の車が無いけど 車が有っても そぅやって降りるんだよ、解った?」
「そぅやって スカートの中 見せながら降りるの、良いね?君子?」
「…はい」
オバサンは観念した様に 小さな返事をした。
「はいッ、じゃぁ、見せて」
俺は ドアの横 オバサンの前にしゃがんだ。
「凄いね?オバサン?、凄い事になっちゃってたんだ?」
「パンツが染みになっちゃって 色も こんなに濃くなっちゃって、凄いね?」
そぅ言いながら 俺は思わず 短パンの中に手を突っ込んだ。そんな俺を オバサンは『モノ欲しそう』に見上げた。
「なに?、どぅしたの?オバサン?」
「ここで(チンポ)出しちゃうと思って 期待しちゃった?。ゴメンね、位置が悪いからさ 下向いちゃって…、直しただけなんだけど…」
「貰えるんたと思ったの?、チンポ」
オバサンは 黙って 小さく何度も頷いた。
「しょうがないなぁ」
「少しだけたよ…」
俺は そう言ってパンツごと短パンを下げた。
オバサンは『死角』の無い 車の後方を『チラッ』と見ると 俺をみあげたまま 咥えた。
「はい、お終しまい!」
ほんの一瞬咥えさせただけで 俺は腰を引いて パンツごと短パンを上げた。
『アンッ』、オバサンが そう 名残惜しそぅに漏らした。
大きなカートを押して 店の中に入ったオバサンに続いた。
無造作に スイッチを入れたり切ったりしてみた、時々 腰が砕けた様な格好になったり、オバサンは歩きにくそぅにしていた。
ずっと『入れっぱなし』にするよりも、どぅやら入れたり切ったりを繰り返した方が オバサンには効果的な様子だった。
目標は 1人でいる『オヤジ』、そんなオヤジとすれ違ったり 近くを通る時に わざとスイッチを入れた。
モーター音か振動音に気付いたのか 中には 振り返るオヤジなんかもいた。
そんな事を楽しみながら『おもちゃ箱』を探した、が それらしい物は見当たらない。仕方なく 灯油のポリタンクなんかを仕舞っておく 蓋つきのケースを探した、が こちらは あまりにも大きすぎる。次に向かったのは工具売り場 細長い それらしいのを見つけた これなら『鍵』も付けられる、ついでに『南京錠』も仕入れた。
ふと気付くと オバサンが居ない。
1つ通路を隔てた所に オバサンは居た。
『ロープ』を陳列してある所を 行ったり来たりしていた。
「なに?、縛りたいの?博子さんのこと、それとも縛られたいの?オバサンも?」
オバサンは妖しく微笑って俺を見た。
「あっ、そうか、両方か」
「でしょ?、違う?」
オバサンは 何も答えはしなかったが、その顔は『ニコッ』としていた。
そのオバサンが 太さと長さの違う 2つの白いロープをカートに入れた。
「ねぇ健ちゃん?、旅行の奴とか 何処っかに有った?」
「ん?、分かんない」
「てか、あんまり気にしなかったから 旅行とかは…」
「そうか、そうだよね」
オバサンは そぅ言って歩き出した。
店内をグルグルと回った。
仕方なく オバサンが店員さんを呼び止めて 聞いていた。
オバサンと2人 店員さんの後につづいた。
旅行用品売り場で オバサンがカートに入たのは『アイマスク』と『耳栓』だった、それも2つづつ。
『ロープ』と『目隠し』、SMスナ◎パーのページが頭をよぎった、それは何となく理解出来た。が、『耳栓』は?、俺の頭の中には???マークが いっぱい並んだ。
その後も オバサンと2人 店内を見て回った、お風呂や食器やトイレの洗剤 オバサンは次々とカートの中に入れていった。
その通路は 座椅子や整理箪笥やカラーボックスといった お手頃な 家具の売り場だった。
確かここは 店員さんに案内される前にも通ったはず、その時も客は居なかった。
カートに入れられた 道具箱やティッシュ それらは丁度 俺の腰の高さ 上手い具合に『死角』を作ってくれていた。
「オバサン、触ってよ」
「触って良いよ」
「もの足んなかったんでしょ?さっき…」
俺に そう言われて オバサンは俺の横に並んできた。
俺の横に並んで 歩きながら 俺の股間に 手を伸ばしてきた。
商品を見てるフリをしながら カートで死角を作り カートの反対側に並んだオバサンが 俺の股間を擦っている。
「これなんか どぅお?」
そぅ言いながらオバサンの手は次第に早く大きく動き その指は完全に勃起してしまった俺のチンチンのシルエットを捉えていた。
カートの向こうで年配女性の話し声が聞こえた、その話し声は段々と近づいてくる。
話し声が近くにつれて オバサンの指先は 浮き上がったシルエットに沿って 一層忙しなく上下する。
年配女性達が 俺とオバサンの後ろを通りすぎる瞬間 思わず発射してしまいそぅになった、それを察知したかの様に オバサンの手が『ピタッ』と止まった。
が、年配女性達の話し声が遠ざかるにつれて また オバサンの動きが早くなっていった。
こんな状況、『お尻の穴』をヒクヒクとさせて 何とか『発射』だけは踏み留まって…、それが精一杯だった。
が、それも 既に限界近くに達していた。
何とかして堪えようと、俺はただ オバサンの手を 上から押さえつける事しか出来なかった。
それでもオバサンは 指先だけを 器用にシルエットに沿って這わせる事を ヤメてはくれなかった。
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