第25話 同衾②
「はぁ…………はぁ………………」
初めて感じる感覚に、まいは茫然と天井を眺めていました。
「逝っちゃったね…………どうだった……?」
「はぁ…………なんか…………急に頭がまっしろに……なって…………」
「恐くなかった?」
「うん…………前に主人とも……同じような感じになったけど……その時は恐くて…………でも今は……恐くなかったの…………」
「ご主人の前では恥ずかし姿を見せたくないんだろうね。相手が俺だから、そんな事を気にせず逝けたんだよ。」
「そうなの……かなぁ……?」
木崎が上に戻り、初めて絶頂を迎える事が出来たまいに優しくキスをしました。
「でも不思議な感じ…………逝くって何なんだろうねw」
「女性と男性は違うからなぁ…………」
木崎はそう言いながら、枕元から何かを取りました。
そしてまいには気付かれないように下に隠します。
少しずつ身体を引いて、まいの乳房をまた口に。
すぐに上に戻ると、まいの手を自分の首に廻させ、またキスを始めました。
「でも良かったね、ちゃんと逝けて。じんくんにはどう言う?w」
「……言えないよぉ…………(>_<)」
「だよなw じゃあこれも2人だけの秘密だね」
右手がまいの股間に触れましたが、まいは手首を掴んで阻止し、首を横に振りました。
「どうした?もう終わり?」
木崎がそう聞くと、まいはまた首を振りました。
まいが何を求めているのかを木崎分かっています。
分かっていた上で、まいからその意思を引き出しました。
「じゃあ…………言っとくけど、ここからはあんなもんじゃ済まないよ……でも安心して。まいの全ては俺が受け止めるから…………まいはただ自分に素直になって……全てを俺に預けて欲しい…………」
あれ以上…………もっと強い快感…………
まいには想像も出来ない事にはでしたが、木崎の言う通り、全てを木崎に委ねようと決めました。
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