第1話 平穏
初めての寝取られプレイを終えたばかりの古田夫妻。
プレイ後は以前にも増して、互いにスキンシップが盛んになっていました。
しかし、じんはどこかモヤモヤした感情を持っていました。
それはD氏とのプレイがじんにとって『不完全燃焼』だったから。
【もっとこうしたかった。こういうのもやりたかった。】
初めての経験だった為あまり無理も出来ず、時間が経って振り返ると後悔ばかりが頭に浮かびます。
【次のプレイはいつ?誰と??】
日々の生活の中で、じんはずっとその事ばかりを考えていました。
相手候補は2人。
初めての相手となったD氏、そして初めての相手となるはずだったK氏こと木崎。
じんとしては、一度経験してそのテクニックに驚かされたD氏との関係を継続する方が、まいの身体を開発する上ではベストだと思っていました。
しかし…………D氏が転勤で県外へ。
新規事業の立ち上げという事で、こちらへ戻って来る機会も殆どないという事でした。
となると必然的に候補は木崎一択。
D氏程ではありませんが、長年性感マッサージ師として活動しているだけあって、テクニックは充分にあります。
そして何よりも会話力。
まいは人見知りするタイプでしたが、マッサージを初めて受けた時でも、木崎はまいと上手くコミュニケーションを取り、精神的にリラックスさせていました。
相手が決まったからとはいえ、なかなかその機会は訪れません。
まいは『1回だけの約束だったでしょ?』とじんの要求を退ける。
じんは何とか強引に話を決めてしまおうと画策しましたが、3者の予定が合わない。
じんは木崎にも協力してもらい、まいの説得を続けつつ、そのチャンスが訪れるのを待っていました。
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