外に出ると男性社員がバーベキューの準備をしていた。
更衣室から出てきた夏希を見つけて飯田が声をかけてきた。
「なんだ一ノ瀬さん、水着じゃないんだ?」
少しガッカリしたようや表情で近づいてきた。
「あのね、これから肉や野菜焼くのに水着じゃおかしいでしょ?どれだけ見せたがりなのよ」
飯田を横目にグリルに近づく。
「私も手伝いますよ」
トングをもって網の上に肉や野菜を並べると「一ノ瀬さん、水着じゃないんだ?」と男性社員から口々に。
「ちょっと・・・みんなでセクハラですか?やめてくださいよ~」
口ではそう言いながらも期待されてることに夏希はまんざらでもなかった。
紙皿とタレをそれぞれに配ると焼き上がった肉を乗せていった。
「はい、部長。ビール注ぎますね」
ビニールシートに座る宮田のコップに缶ビールを注ぐ夏希。
「おお、悪いね。今はこれをやってもらうとセクハラって言われることもあるんだよな」
前屈みでビールを注ぐ夏希を見上げると大きめのTシャツの胸元から谷間が丸見えになっている。
「おっおお。悪いね。ありがとう」
「はい、どうぞ。次は・・・じゃあ飯田くんに注いであげる」
グリルの方に歩いていく夏希の後ろ姿、大きく丸みを帯びたお尻に宮田の目は釘付けになった。
※元投稿はこちら >>