翌日の夜ひろ美来ると
「あの子と夕べ何かあったの?」
「いや、何もなかったよ、ドウカシタ?」
「帰ってくるなり部屋にこもって出て来ないし、今朝もろくに口も聞かないで図書館へ行っちゃうから、何かおかしいの」
「実力試験が近いから、気が立ってるんじゃないかな」
「ならいいけど、最近あの子落ち着かなくて心配なの」
「君が落ち着き失くしてどうする、しっかりしろよ」
「そうね、ダメな母親ね」
親子そろって露出の多い服装だ。
胸元が大きくカットされたノースリーブのTシャツに、薄目のデニムの短パン。
シャワーを浴びたのか髪はぬれていた。
「はい、これ今日の分、ちゃんと読んでおいてね」
「よくこんなに毎回違うネタあるわね、でも面白くて読んじゃう」
「カーテン閉めるね」
窓際へ行きカーテンを閉めようとすると、生け垣の向こうで俺の部屋を覗く人影があった。
月明かりで千鶴だとすぐわかった。
昨日の約束を守るか気になって様子を伺っているようだ。俺は気付かないふりをして、カーテンを全部閉めずに千鶴が覗けるようにわざと隙間を開けた。
「早くぅ、たっちゃんの欲しい」
「せっかちな女だな、ほら、今日は先にしゃぶってくれよ」
「いいわよ、ここに来て」
偶然窓から俺達の様子が丸見えになる位置でしゃぶり出すひろ美。
しゃぶりながら器用に服を脱ぎ捨て、片手で自分の股間を触っている。
多分千鶴はその姿を見行っているに違いない。そう思うといつになくいきり立ってしまう。
怒張したのを見てひろ美は
「うわ~いつもより大きい気がするぅ」
と目を輝かせている。
千鶴に見えるように、いつもならベッドに行くのだが、座卓を壁に立て掛けて窓の正面で交わった。
「ベッドもいいけど、たまにはこういうのもいいだろ」
「うん、あ~気持ちいいぃ、ゆっくり奥まで突いてぇ」
「こうか、当たってるよ」
「う~ん、いいぃ~、朝までしたい」
「してもいいけど、腰が立たなくなるぞ」
「してしてぇ」
窓に目を向けると、千鶴がしっかり覗いていた。
見せつけるように大きく腰を動かし、ひろ美の反応が見えるように腰を持ち上げる。
ひろ美もいつもと違う体位で突かれ、きもちがよさそうだ。
汗だくになりながら、もう30分は交尾を続けていた。
窓の外でカタンと物音がした。
ひろ美は股間に集中していて気付いていなかったが、俺は気付いて視線を向けた。カーテンの隙間に千鶴の苦悶に満ちた顔が張り付いていた。
俺達の行為を見ながら、オナニーしていたのだろう。
生け垣と建物の間は、普段誰も入らないし、道路からも見えない。
この近所の事情を知っている千鶴だから、大胆にも外でオナニーをして登り詰めていた。
その姿を見て興奮したのか、いつになく激しくひろ美を突き上げた。
「あああ~っ、凄い凄い、逝く逝く逝く逝っちゃう逝っちゃう、逝くぅ」
「ほら、どうだ、逝けぇ」
射精感が迫ってきた俺は、ひろ美の子宮口に先端を激しく打ち付け。一気に抜き取り、立ち上がってひろ美の顔にぶちまけた。
窓の外で千鶴の目が見開いているのを見逃さなかった。
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