僕達はリビングのソファーへと転がっていました。特に何をするでもなく、彼女を上に乗せ、ただ時間を過ごしています。
香緒里さんを見ると、楽しそうな反面、複雑な顔を見せる時があります。彼女なりに考えることもあるようです。浮気をしているのですから。
そんな彼女が僕に手を回し、抱きしめて来ます。応えようと彼女の身体を引き寄せようとしますが、彼女は動こうとはしませんでした。
セックスをする気分じゃない、犯された身体をもう少しだけ癒したいようです。
僕の身体の上で、ブタさんが寝ていました。疲れたのか、そのまま眠ってしまったみたいです。その顔からは、安心したような感じも受けます。
とても起こす気にもなれず、僕は時計を目にします。時刻は11時前。明日は仕事。今日が日曜日なのを、少し恨むのでした。
目を覚ましたのは、2時間後。深夜1時近くです。僕の胸ではまだ香緒里さんが眠っていて、動くに動けません。
しかし、彼女も目覚める時間だったようで、合わせるように目を開きます。僕の目を見ると、すぐに普段の顔へと戻ります。
『寝顔、見られたっ!』、そんなところでしょうか。彼女は座り込むと、寝ている僕を見て、『もう帰る?』と聞いて来ます。
ほんとは帰りたくない僕ですが、そこはまだ子供。自分の思いを伝えきれません。しかし、『一緒に寝たい?』と彼女は大人の対応をしてくれたのです。
『お風呂、そっち。バスタオル置いてあるはず。』、事務的に説明をしてくれる彼女ですが、冷静に考えれば浮気男と一夜を過ごそうとしているのです。
僕は身体を洗います。特にチンポは念入りにです。香緒里さんがそれを口に食わえてくれるのを、思い描きながらです。
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