ちゃんと部屋に入って寝られたのか気になり、翌朝早くに聡子にLINEで確認してみた。
「夕べはベッドで寝たの?」
「何とかベッドで寝ましたよ(笑)」
「安心した」
「優しいのね、今夜も7時にあたし行くから抱いてね」
「待ってるよ」
「筋肉痛よ、激しいから」
「でも大好きなんだろ」
「うん、ウキウキしちゃう」
「子供みたいだな」
「あんなに気持ちいいの初めてだったよ、女で良かった」
「スケベな女で良かった?」
「うん、スケベな男と巡り合えたからね(笑)」
「誉めてくれてありがと」
「早く夜にならないかなぁ」
「お子さん達出かけたの?」
「さっき学校へ行ったよ」
「ならオナニーでもしてなよ(笑)」
「あ~、ひどいこと言う、でもそうねそうするわ。夕べのこと思い出しながらね」
「じゃあ、今晩待ってるよ」
「うん」
不安や後ろめたさもなく、明るい聡子の声を聞いて安心した。
いつもの通り仕事をこなし、聡子との約束にギリギリ間に合うタイミングでアパートに戻った。
駐車場に車を停めると、駐輪場に聡子が俺の帰りを待っていた。
車から降りるのと同時に駆け寄ってくる聡子。
「ご飯持ってきたよ」
「通い妻だな」
「うん」
嬉しそうに微笑む聡子の前を歩き、鍵を開けて中に入る。
ドアの内鍵をして聡子から晩飯の入ったタッパーを受け取り、聡子を中に引き入れた。
「煮物とほうれん草のお浸し、あとは適当でごめんなさい」
「聡子ちゃんは食べてきたの?」
「子供達と食べたよ、一応ママだからね」
「なんて言って出てきたの?」
「友だちと家飲みしてくるって、もう大学生と高校生だよご飯を作りおきしとけば大丈夫よ」
「家飲みね、飲むのは上の口じゃなくて下の口、酒じゃなくて俺のモノだけどね」
「もう、はじめから茶化さないでよ、早く食べて」
まだ温かい料理をサッと胃袋に流し込み、一息つく間もなくシャワーを浴びる。
※元投稿はこちら >>