翌朝、私は出勤した後、高橋君を社長室へと呼び出した。
私「おはよう。昨日は悪かったねぇ。」
高橋「おはようございます。とんでもありません。」
高橋君は上機嫌だった。
私「昨日はね、奥さんに、旦那さんとたまには夜の生活をしたらどうだ、と勧めてみたんだがね……」
高橋「社長からだったのですか。いや、昨日数年振りに妻としまして。久々だったので、私も張り切ってしまって。」
高橋君は恥ずかしそうに話した。
私にとっては、予想通りの展開だった。
梢君は間違いなく、帰り次第、高橋君とセックスする。
万一に備え、自分自身と高橋君を守るために。
むしろ、そうなれば、私自身も梢君に種を植え付けやすくなるので、私にとっては好都合だ。
私「そうか。今夜も、梢君を頼むよ。」
高橋「え?今日もですか?分かりました。妻にはメールをしておきます。」
高橋君も、奥さんを私に貸し出すことへの抵抗はなくなっていた。
夜になり、私が指定したホテルに今日も梢君はやってくる。
しかし、昨日の一件があり、やや態度が硬化してしまったようだ。
梢君は部屋に入るなり、私に噛みつくように話し始めた。
梢「昨日みたいなことは、もう止めて下さい。」
私「しかし、昨日は旦那さんと久々にしたんじゃないのか?」
梢「それでも、昨日みたいに中に出すのは、ひどいじゃないですか。」
私「だから、何度も言っただろう。もう、君達夫婦に選択の余地はないんだよ。君自身、それを分かっている。そして、君の体は君の意思に反して快楽を求めている。じゃなきゃ、もう君はここにいないだろう?」
梢「……………っ!」
私は梢君を壁に押し付け、履いていた膝丈長さのスカートの裾を掴みたくしあげた。
梢「……………いやっっっ!」
ばたつく足を抑えて、青のグラデーション柄のショーツに手を当てると、既に女の湿り気を帯びていた。
私「嫌がりつつも、きちんと反応してるじゃないか。」
梢「これはっ……違うっ!」
私「いいや、違わない。君の体は昨日久々に男を受け入れて、そして、それを忘れることが出来ていないんだよ。」
私は、太ももの間に差しのべた手でショーツの上から梢君の陰部に刺激を与える。
ショーツの上から与えられる刺激に反応するかのように、梢君の抵抗が徐々に弱まっていく。
私「そう。こうなったら、君に残された道は、女の快楽を楽しむことなんだよ。」
この言葉が突き刺さったのか、梢君は頭を垂れながら抵抗することを止めたのだった。
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