その後も私は腰を振り続け、2回程、梢君の中にたっぷりと愛情を注いだ。
全てが終わり梢君の中から私の愛を注ぐ棒を引き抜いた時には、全身の力も入らず、放心状態となっていた。
私の種が自身の中に出されたにも関わらず、小さく吐息を出しながら、ただただ天井を見上げていた。
暫く梢君の様子を眺めていると、やがて梢君がつぶやいた。
梢「………何……回………出したの……」
私「自分で分からないのかね?」
梢「もう……分から…ない……」
私「そうか。三回程出させてもらったよ。君の中は私の愛情をすんなりと受け入れていたよ。」
梢「………そう……三回………三回……ね。」
私「もしかしたら、子供が出来てしまうかもしれんな。でも、安心したまえ。子供が出来ても、生活は保障する。」
梢「………………。夫を……裏切りたくない。」
梢君は、ゆっくりと上半身を持ち上げた。
そして、私を見る。
その目には、うっすらと涙を浮かべていた。
私「大丈夫さ。帰ってすぐに高橋君とセックスすればいい。そうすれば、君が言いさえしなければ、ばれやしない。」
梢「やっぱり……最低な人。」
私「何とでも言いたまえ。ただし、君達夫婦は、私から逃れることは出来ないのだよ。今日はもう上がっていいぞ。」
そう言いながら、私はタオルを持ち、浴室へと向かうのであった。
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