その日のデートはタカシの気もそぞろで、ナツナの話も耳によく入ってこないような状態だった。
ナツナはこの日泊まることになっていて、タカシが先にシャワーを浴び、ナツナがくるのを寝室で待っていた。
あれは単なる噂話だと自分を言い聞かせようとしても、どうしてもモヤモヤが収まらない。
ナツナがバスタオルを巻いただけの姿で入って来た。
いつもなら、その魅力的な姿にたまらなくなって、すぐにベッドに引きずり込むのだが、今日はそんな気にはなれなかった。
そんなタカシを見て、怪訝そうな顔をしたナツナが尋ねてくる。
「今日のタカシ、ヘンだよ、、、何かあったの?」
これではいけない。
このままの気持ちだと、やがては二人の関係にヒビが入るかも知れない。
俺はナツナを信じる。
このままではスッキリとした気持ちでプロポーズなど出来ない。
意を決して、包み隠さずナツナに尋ねた。
「ナツナ、滝沢部長と何かあるのか?」
ナツナが一瞬息を飲み、顔色が青ざめた。
「それ、、、どういうこと?」
「いや、俺は初めて聞いたけど、、、ナツナが部長の愛人だって噂があると聞かされたんだ、、、」
「そんなのウソだよ、、、」
ナツナはすぐに断言した。
「そうだよな、、、そんなはずないよな、、、」
タカシはホッと息をついた。
「前にそんな噂を立てられたことがあったの、、、そのせいだと思う、、、きっとその頃、しつこく言い寄ってきた男がいて、わたしが相手にしなかったから、その腹いせにデマを広げたんだと思う、、、」
「そうか、、、酷いヤツだな、、そんなこと、、、酷い目にあったんだな、、、」
「うん、、、でもいいの、、、昔のことだし、、、タカシが分かってくれれば、、、」
「うん、俺はウソだと思ってた、、、ナツナがあんなヤツに、、、そんなこと絶対に無いって、、、」
「そうだよ、、、あんな人、、、」
ナツナも部署は違うがヤツのことはよく知っているはずだ。
「よかったよ、、、俺、今度ナツナにプロポーズする積もりだったから、、、あっ、、、」
「えっ、、、プロポーズ、、、?」
ナツナが心底驚いた表情を浮かべている。
「あっ、、、ごめん、、、こんな時に、、、ムード無いよな、、、また日を改めてするから、、、」
「ダメ、、、今すぐして欲しい、、、」
「でも、、、」
「お願い、、、」
真剣な目で見つめてくる。
「わかった、、、断ってもいいからな、、、」
「ちゃんと言って、、、」
ナツナの瞳が潤み始めていた。
「ナツナ、俺と結婚してください、、、」
「はい、、、わたしでよければ、歓んで、、、」
ナツナを抱きしめる。
「ありがとう、、、ナツナ、愛しているよ、、、」
「わたしも愛してる、、、タカシ、わたしこそありがとう、、、」
二人はベッドに倒れ込み、熱い口づけを交わした。
バスタオルをはぎ取り、ユサリと揺れて姿を現した乳房に目を奪われる。
何度見てもそそられる、タカシにとって完璧な乳房、、、
その大きさ、形、そして触り心地も、、、
絶対に他の男になど触れさせたく無い。
「ナツナ、、すごくエロいよ、、、俺、ナツナのオッパイ、大好きだ、、、」
「もう、、、タカシのエッチ、、、でもすごく嬉しい、、、大きくて良かった、、、わたしのオッパイ、タカシのものだよ、、、ああっ、好きにしていいんだよ、、、わたしエッチなタカシも大好き、、、」
「ナツナ、、、」
手に余る乳房を隅から隅まで愛撫する。まるで俺のモノだとマーキングするように。
尖りきった乳首を指先でコネながら、もう片方を吸い、舌をネットリと這わせていく。
「ああっ、感じるぅ、、、全部よ、、、わたしは全部、タカシのモノ、、、」
二人は夜が明けるまで激しく愛し合った。
つづく
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