上体を再び起こし、パンパンに張り詰めた豊かな乳房を見せつけるようにユサユサと揺らしながら、シリを叩きつけてくる。
「あたるぅ、、、さっきよりオマ○コにあたるぉ、、、ああっ、イイッ!タカシのチ○ポもスゴくイイッ!」
、、、もって、、、何なんだ、、、
このクソ女、、、
いやもうお前はただのメスだ、、、
すぐにそれを分からせてやる、、、
タカシは湧いてくる怒りを込めて、下から突き上げた。
「ああっ、それ、、もっとぉ、、、」
みてろよ、必ず復讐してやるからな、、、
タカコは乱れ、何度も登り詰めた。
でもヤツとのセックスのときのような、ケダモノの叫びをあげることは一度も無かった。
表には出さないがタカシにとってムナシい日々が続いていた。
そんな中、頭に浮かぶのは、寂しげな瞳をした女の面影だった。
会いたいと思った。
一見、気が強そうに見えるが、どこか壊れそうな、あの美しい女をこの腕に抱きしめたい。
日増しに思いが募り、タカシの中で男の欲望が頭をもたげるようになっていでた。
何か理由をつけて、こちらから連絡を取ろうかと思っていた矢先、ヤヨイの方から連絡が入った。
昼間に逢いたいと乞われたタカシは秘かに休みを取った。
久しぶりに会うヤヨイは前にあった時よりずっと若く見えた。
メイクは控えめで、気の強さが影を潜め、親しげな笑みを浮かべて俺を迎えてくれた。
「ゴメンなさい、、、突然、呼び出したりして、、、、こんなことを話せるのはタカシさんだけだから、、、」
「気にしないで下さい、、、俺もヤヨイさんに逢いたいと思っていたんです、、、」
思わず口にしてしまう。
「えっ、、、」
「びっくりしました、、、この前も思いましたが、今日はもっとキレイだ、、、何かいいことでも、、、あっ、ゴメンなさい、無神経でしたね、俺、、、」
何故かヤヨイは頬を染めている。
「いいえ、、、それにわたし、、、キレイなんかじゃありません、、、イヤな女なんです、わたしなんか、、、」
「そんなことありません、、、ヤヨイさんはいい人です、、、俺にはわかります、、、でももしかして、、何かあったんですか?」
「わたし、別れないことにしたんです、、、あの人、もう絶対に浮気はしないって、、、許して欲しいって、、、だからもう一度だけチャンスをあげることにしたんです、、、」
「そうですか、、、」
それは無駄なことですよと心で思う。
アイツはそういう男だ。
一生直らない。
ほとぼりが冷めるばヤヨイはまた裏切られることになる。
しかしヤヨイがそう決めたことだ。
「でもわたし、心の中ではやっぱり、あの人を許すことが出来ないんです、、、悔しくて、辛くて、、、苦しいんです、、、」
「わかります、、、俺もそうでしたから、、、」
「タカシさんは、、、奥様とどうなさるおつもりですか?」
「別れるつもりです、、、」
「やっぱり、、、そうでしたか、、、、わたし、、あの人に女としてバカにされた気がして、、、わたしも浮気をしてやろうと思ったんです、、」
「それは、、、やめた方がいい、、、そんなことしてもヤヨイさんが傷つくだけです、、、ましてやヤヨイさんみたいな美人で優しい人が、ヘンな男に騙されたりしたら大変です、、、男なんて見かけによりませんから、絶対にやめたほうがいい、、、ヤヨイさん、まさか?」
「まだ、してません、、、いざとなると、、やっぱり怖くて、、、」
「良かった、、、絶対にやめて下さい、、、」
「でもわたし、、、どうしても気が済まないんです、、、仕返ししてやりたい、、、あの人をわたしと同じように苦しめてやりたいんです、、、」
「いいですか、、、一度だけにしたとしても、訳の分からない男と浮気をして、それで気が晴れると思いますか?それであの男が苦しむと思いますか?俺はそうは思わない。苦しむどころか、それを言い訳にしてまた浮気を始めると思う、、、あっ、これはヤヨイさんに魅力が無いってことじゃありませんよ、、、アイツはそういう男なんです。」
「そう、、、かもしれません、、、」
「それでも、、、どうしてもアイツを苦しめたいのなら、、、一つだけ方法があります、、、」
「それって、、、どんな方法ですか?」
「本気の浮気をすることです、、、」
「、、、どういうことですか?」
「本当に好きになれる、信じられる男性を見つけて、恋をするんです、、、そして浮気をして、心の中で夫を嘲笑ってやればいいんです、、、わたし、あなたより好きな人が居るのよって、、、セックスだってあなたよりずっと感じさせてくれるのよって、、、それが夫として一番応えるんです、、、まあ、これは実体験ですから、、、ハハッ、生々しかったですね、、、、」
「ううん、、、そうですね、、、タカシさんは、そんな辛いめにあった、、、あっ、ゴメンなさい、、、」
「いいんです、、、情けないけど事実ですから、、、でもそんな相手なんて、おいそれとは見つかるはずがないし、、、やっぱりよした方がいい、、、」
「いいえ、、、ぴったりの人がいます、、、」
「ええっ?誰ですか、それは?」
このヤヨイの目に叶った男が羨ましい。
思わず問い詰めてしまう。
「はい、、、わたしの目の前に、、、」
「ええっ?」
まさか、、、俺?
つづく
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