『社長、総務部の久冨です』
『あぁ、久冨さんか。入りたまえ…』
『失礼します…』
『よく来てくれた。まあ、そこに座りたまえ…』
久冨陽子は社長室のソファに座らされた。
『ほぉ~なかなか、いい女じゃないか。部長の笹原智子くんより…いい女だな』
『えっ!?社長…いい女いい女…って私のことでしょうか!?』
『そうだよ、久冨陽子くん。さっきのメール、なかなか興奮させてもらったよ。
君のキリッとした真面目な雰囲気がたまらないな。ドMな変態女…』
『ド…M…変態…もしかして…メール見られたんですか!?』
『あぁ、君は総務部の男性と笹原部長だけに送信したつもりなんだろうが、すべてのメールは自動的に私にも届くようになっているんだよ。仕事中に…とんでもないメールして…』
『社長…申し訳ありません…』
『いいんだよ、だが…メールに書いてあったことはほんとうなんだろうね?』
『はい、ほんとうです。』
『そうか、じゃあちゃんと自己紹介しなさい!』
『自己紹介…ですか?』
『そうだよ、久冨陽子がいかにスケベでドMな変態女か…』
※元投稿はこちら >>