笹原智子は総務部に戻ると女性社員全員に社内メールを送信した。
『部長の笹原です。突然ですが、総務部の女性社員のみなさんにお願いしたいことがありますので、15時に小会議室に集合してください。』
笹原智子の部下の女性は10名いた。ちなみに男性は田中課長を含めて3名。
15時になると女性社員がブツブツ言いながら会議室に集まった。
『みなさん!忙しい中、集まってもらってごめんなさい。実は…みなさんに提案したいことがあります。』
智子がゆっくり話し始めるとさっそく女性社員から質問が出た。
『部長、なぜ女性社員だけ集められたのですか?』
総務部のベテラン社員の藤井香子だ。
『藤井さん、まあ聞いて…私は、この総務部をセクハラフリーの職場にしたいの…』
『部長、何を言い出すんですか!セクハラフリー!?なんなんですか!?セクハラはダメでしょう!常識ですよ!』
『まあ、常識的にはそうでしょうね。だから…この総務部限定で…』
『まったく意味不明です!』
藤井香子は話を聞く気もなかった。
『部長…具体的には…どういうことですか?私は…少し興味があります』
普段は無口な河上景子が口を開いた。
『河上さん、ありがとう。もちろん強制ではなくて、同意してもらえる人だけでいいんだけど…
具体的には、社長や総務部の男性社員の性奴隷になる…って感じ…かな。』
『部長!いい加減にしてください!』
藤井香子が声を荒らげた。
『私…やってみたいかも…』
再び河上景子が小さな声で発言した。
『河上さんありがとう、じゃあまずは賛同してもらえる人だけでスタートしてみましょう!』
『部長や藤井さん、頭おかしいんじゃないですか!?他の皆さんはどうなんですか?』
『わかりました、反対する人が多かったらやめます。では…皆さん目を閉じてください。
私の提案に賛同される方はゆっくり手を上げてください』
全員の手が挙がった。
『わかりました、賛成多数でしたので…』
『多数決なら仕方がないです…私も協力します』
あれほど反対していた藤井香子は隠れマゾな女性だった。
『では、明日から全員、仕事中はローターを装着してください。もちろん男性社員にリモコンを操作してもらいます。ローターはランダムに装着してもらうのでドキドキ感が凄くあると思いますよ。
最初にも言いましたがセクハラフリーなので、男性社員の要求には必ず応じてくださいね。
避妊の必要がある人はピルなどを服用して対応してください。』
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