私の言えない秘密…(大学生編①)
大学でお酒を覚えた私は、初めはみんなでの飲み会でしか飲んだりしなかったのですが、イライラしてる時や気分を上げたい時など一人で飲みに行く事も多くなっていきました(その流れで…何人かとワンナイトを…汗)
あの時も、彼氏と些細な事で喧嘩となりイライラしていて街に出た日でした。
いつも行くbarのカウンターで飲んでいると1人の男性が声をかけてきました。
『さっきから一人で飲んでるけど…誰かと待ち合わせとかじゃないの?もしかして…』
振り返ると30歳前後と思われる年上の男性が立っていました。
『はい、今日は一人で飲んでますよぉ。もしかしてナンパですか?笑』
私はお酒も入っていたため、怪訝そうな雰囲気を出す事もなく明るく対応しました(もしかしたら、年上のちょっとタイプな男だった為、テンションが上がっていたかもしれません)。
『えっ?まぁ…声かけてんだからナンパって言ったらナンパかなぁ!笑』
男性の方も慣れた感じで話を続けてきます。
ただ、『一人なら一緒にどう?』そう話しかけてきた彼の左手には指輪が光っています。
『一緒にどうって…指輪してるのにいけないんだー!!!でも…おごってくれるならいいですけど!笑』
ケンカしてイライラしていた私は別に一緒に飲むぐらい結婚していようが関係ないと思い、お誘いを受ける事にしたのです。
『もちろん、奢らせてもらうよ。好きに飲んで!』そう言うと、隣に座りカウンター席の端2人で飲み始めました。
その男性は、『名前は、はるき。歳は31歳。』指輪の通り既婚者でした。
ただ、年上という事もあり話も上手く気持ち良く飲ませる事が上手い男性でした。
カクテルなどについても色々詳しく、飲みやすくて美味しいお酒をたくさん勧めてくれて、私は気持ち良くお酒を飲み続けていきました。
そうなってくると……私の悪い体質が疼き出して時間が経つにつれてムラムラ感は増して行ったと思います。
そのタイミングで、はるきの方からエッチ系の話が出てきました。
『でもさぁ、結婚して子供とかできると…全くなくなっちゃうんだぜ…そりゃ飲みに出たかもなるよ。夏美ちゃんは彼氏いるからいいだろうけどさぁ!笑』
『まぁ、彼氏いるけど同じ大学でもないし、今日もケンカして飲みきてるから…ストレスは溜まってるんだよ!』
『そうなんだ…でもストレス溜まってる時って…ぶっちゃけやりたくならない?笑…まぁうちの場合はそんな時誘っても疲れてるの一言で終わるんだけどね……』
『はは、そうなんだ!!可哀想っ!!でも確かにイライラしてるとエッチしたくなるし…するとスッキリするよねぇ』
今思えば完全に誘ってると思われても不思議じゃない発言だと思います。
それを聞いたはるとはすかさず『(耳元で)…なら夏美ちゃん…今日どう?!……お互いイライラ溜まってるし…』
そう耳元で囁かれて私は、案の定…『いいよ…』小さくそう言って頷きました。
お互いが合意し0時過ぎにbarを出てそのままラブホへ向かう事になったのです。
※続く
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