4人は顔を真っ赤にして俯いているリョーヘイ君を見て太い歓声を上げると、そのまま身を乗り出して私の顔を見ました。
「ちょ・・・ちょっと、何よ・・・」
「何って・・・なぁ?」
「あぁ・・・」
「美代子さん、答え、どうです?赤で合ってますか?」
全員が興奮した顔をしていました。
いい年をした中年男達のくせに、悪ガキのような期待の眼差しを私に向けます。
私は何も考えられず、誤魔化すことも出来ずに無言で頷きました。
5人の歓声を聞きながら、ものすごく恥ずかしいと思いながら興奮していました。
「じゃぁさ、ほら美代子さん」
そう言ってコウジ君は私の膝に手を置き、そのままスカートを捲ろうとしてきました。
私は咄嗟にスカートを抑え、そのまま少し抵抗しました。
「ちょ、ダメ、何すんの」
「え~・・・だって、合ってたんでしょ?童貞の予想」
「まぁそうだけど」
「だから、ね?せっかく童貞が頑張ったんだから ご褒美あげないと」
コウジ君は満面の笑みで私を真っすぐに見ています。
何度か抵抗しようとはしましたが さも当然の事のように話す態度に、「当てたのはリョーヘイ君だから 見せるのもリョーヘイ君だけ」という意見を通すのが精いっぱいでした。
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