回を重ねるにつれ、全員が露骨になっていきました。
最初は最後までチラチラと見てくるだけだったのに、最近では乾杯の音頭の最中から胸元を覗いてニヤニヤと笑っています。
ツマミのお代わりをし、缶ビールの催促をし、私が席を立つたびにスカートの中を覗こうとします。
慣れって怖いですね。
露骨な男達の態度に、本当ならば怒るべきなのにドキドキするようになっていきました。
トイレに行くフリをしてブラウスのボタンを1つ外してきたり、席を立つときにわざと足を立ててスカートの中を誰かに見せたり。
そうした時の相手の反応や表情を見て、はっきりと言葉にはしませんが興奮していました。
ある日、缶ビールのお代わりを持ってくると コウジ君が手招きして私を隣に座らせました。
そして美代子さんの旦那が羨ましいと言いながら肩に手を回してきます。
私は興奮しすぎて顔が強張ってしまうのを必死に我慢してコウジ君に笑顔を向けました。
「美代子さん、怒らないでくださいよ?」
そう前置きをして コウジ君は私に旦那とのセックスの頻度を聞いてきました。
視線はコウジ君に向けていましたが、他の4人も私の答えに聞き耳を立てているのが伝わってきます。
私は興奮しているのを気づかれないように、まるで何も気にしていないフリをして会話を続けました。
「ね、旦那さんとは 週に何回くらいするんですか?」
「は?なにそれ、失礼な質問ね」
「良いじゃないですか、教えてくださいよ」
「そんなコト聞いてどうするの?」
「気になるんですよ、ね、教えてくださいよ」
「まったく・・・旦那がもう50を過ぎてるって知ってるでしょ?それにメタボってアッチの方は弱いのよ」
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