「やだ・・・」
それは、美代子にとって初めての抵抗だった。
その言葉を聞き、脂ぎった中年男はカメラを構えたまま笑顔を引き攣らせる。
「・・・ほら、そこに立って・・・いやらしい美代子のマンコに自分で入れろ」
男はカメラを構えながら美代子に命令した。
安いラブホのテーブルにはアダルトショップで買ったバイブが立っている。
それは男が今まで何回も美代子にさせてきた行為だったが、美代子は自分に向けられているカメラのレンズに恐怖心を感じていた。
「ほら、立て・・・そこに立って、自分の手でマンコに入れろ・・・いいぞ、そう・・・そのまま・・・そのまま入れて腰を振るんだ・・・」
美代子がガラスでできたテーブルに置かれたバイブに跨っていく。
カメラを見つめ、左手でバイブを自分の穴に合わせながら腰を下ろす。
快楽に歯を食いしばり、顔を歪ませながら腰を振る。
その全てを、冷たいカメラが記憶していく。
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