ママの言葉を聞いたからこそ、俺は結婚当初から美代子を抱かなかった。
スナックの中で汚いオヤジのセクハラにさえ抵抗できなかった淫乱な体を放置した。
毎日のように刺激を欲しているだろう体に、月に一回のセックスすら与えなかった。
そして、その効果は結婚して たった半年ほどで現れはじめた。
最初は本当に偶然だった。
何でもない忘れ物を確認するだけの電話に、家にいるはずの妻が出なかった。
そして、その日の夕食の後に「今日、どこかに出かけた?」と聞いたら、妻はとても自然な、満ち足りた笑顔で「ずっと家にいた」と答えた。
だからこそ、その瞬間に俺は確信した。
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