「ほら、もう良いでしょ?」
興奮しすぎて気がおかしくなりそうでした。
止めないと、早くしないと 何か取り返しのつかない事が起きてしまいそうな気がしていました。
だからもう終わろう、そう思った瞬間でした。
「だ、ダメ、、、ダメだよ」
「何がダメなの?」
「そ、その、、、ま、まだ良く見えない、だからまだ止めるな、あ、まだ止めたらダメ、ですよ」
おかしい。
見えていないはずがない。
それに言葉遣いもリョーヘイ君らしくない。
そう思っていると、ボソボソと声が聞こえてきました。
どうやら4人が襖の向こうから指示を出しているみたいです。
「もっとよく見せろ、や、見せて、、、ちゃんと見せて、、、」
「ちゃんとって、これ以上どうしろってゆうの?」
「そ、それは、、、あ、ソコ、そこのテーブル」
振り返って見ると、部屋の奥にテーブルがありました。
宴会場の物よりも少し小さいですが、古い和室によく似合う がっしりとした厚い木の板でできたテーブルです。
「そこに座って、股を・・・足を開いて・・・ちゃんと、よく見せないと・・・や、約束・・・ちゃんと見せるって・・・その・・・」
まったく、何てずうずうしい。
自分達は平気でルールを破っているのに、私にはそんな恥ずかしいコトを求めるなんて。
そう思いながら私はテーブルに近づきました。
欲情した5人の熱が私にまで伝染してしまっていました。
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