蜜が更に溢れて、締め付けが強さを増す。
「あっあっあっ、、イイッ、、、んっ、カタイ、、、んっ、んっ、、、お兄ちゃんが中で暴れる、、、ああん、、、」
夢中になってアイナが求めてくれる。
その歓びに何度も口づけをして舌を絡め合う。
「んんっ、んっ、チュッ、、、アアッ、サトルさん、、、好き、、わたし、、、ヘンになっちゃうよ、、、」
「アイナ、俺が好きか?」
「好きだよ、愛してるの、、、」
「じゃあ、安心して俺に任せろ、、、思いきり気持ちよくなっていい、、、イク、、アイナを見たい、、、、俺もアイナを愛してる、、、」
アイナが本当に愛おしくてならない。
あの頃男を知らなかったアイナ。
離ればなれになって男を知ったアイナ。
やはり悔しさがこみ上げてくる。
だからこそ今、自分をアイナに刻み込みたかった。
「んんっ、あっ、ああっ、、、ん、あ、あっ、、、激しい、、、サトル、ダメぇ、、あっあっあっ、わたし、乱れちゃう!」
「アイナ、俺もイクからな、、、」
スパートをかける。
「一緒よ、サトル、一緒じやなきゃイヤだ!」
「ウウッ、、アイナ!」
「あああっ、ぐっ、、くうっ、、サトル、いくぅ!」
「出るう!」
痺れるような射精だった。
息を荒くして、しがみついているアイナの躰が震えていた。
長年の想いが叶った気がして幸福感に満たされる。
「サトル、すごく好き、、、」
アイナが耳元で囁いてくれる。
絶頂の余韻の中、サトルの胸にアイナが頬を預けてくる。
「嬉しい、、、こんな日が来るなんて思ってもみなかった、、、」
「俺もだよ、、、夢みたいだ、、、」
「わたし、あんまりイッたこと無いから、びっくりしちゃった、、、こんなになるなんて、、、」
身勝手な夫のセックス、、、
痛みを感じて、理由をつけては遠ざけていた。
「俺もすごくよかったよ、、、アイナがよくなってくれて、すごく嬉しいよ、、、」
アイナが更にしがみついてくる。
「サトルさん、、、イヤじゃなかった?」
「なにが?」
「だって、、、奥さんの浮気相手がわたしの夫だったんだよ、、、」
「それはアイナも同じだろう?関係無いよ、そんなことは、、、俺達はそれよりずっと前に巡り逢っているんだから、、、あの頃のアイナが俺のすべてだ、、、」
「うん、そうだよね、、、でも、、、いや、これからもサトルさんと一緒にいたい、、、」
「いいんだな?」
頷くアイナと口づけをする。
つづく
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