あれから、アズサは寝室でサトルが客間で寝る習慣になっていた。
アズサは寝室のドアを見た。中が覗けるように隙間を開けてある。
最後の餌を撒かなければならない。
サトルにオナニーを見せつける。
考えただけで躰が熱くなり、子宮が疼く。
アヤには絶対に渡さない。
サトルがよく見えるようにベッドサイドの灯りだけを点ける。
オナニーショーが始まろうとしていた。
さっき目にした久しぶりのアズサの裸体とアヤとの出来事が、禁欲生活でため込まれた欲望を刺激した。
男が激しく勃起して、まるで岩のように硬くなっている。
もう限界だった。
これから自分で処理しよう、、、
そのとき寝室のドアが少し開いていることに気づいた。
閉め忘れか?
そう思い近づくと声が聞こえてきた。
「あっ、あっ、あっ、、、、イイッ、、、あっ、あんんっ、、、」
サトルはドアの音をたてずに広げ、中を覗いた。
暗い部屋の中、ベッドの上だけが灯りで照らし出されていた。
アズサがオナニーをしていた。
豊満な胸を反らすように突き出し、広げられた股間で妖しく指が蠢いていた。
「んんっ、、、ハッ、ハッ、、んっ、んっ、、、あーん、、、んっ、イヤァ、、あ、あん、、、」
まるで見せつけるように尻をくねらせ、蠢く指先から密が滴り落ちる。
見てはいけないと思いながら、サトルはその場を立ち去ることが出来ない。
何度も生唾を呑み込み、血走る目で見つめてしまう。
出口を求めて悲鳴をあげる男根をスウェットの上からシゴイてしまう。
「あああっ、んっ、、、んんっ、、、欲しいよぉ、、、、ああっ、イイ、、、」
目を閉じて声をあげ続けるアズサ。
誰が欲しいんだ?
ふと思ってしまう。
突然目を開いたアズサと視線が重なった気がした。
でも体がいうことを聞かず、動くことが出来ない。
「ああっ、、、サトル、、、んんっ、イイッ、、、ハッ、あん、ウフン、、、サトル、、、好き、、、」
覗かれていることに気づいたのだろうか?
ユサユサ揺れる乳房に興奮して、男根を更に激しくシゴイてしまう。
アズサはぼやける視線の先に、のぞき見るサトルの姿をとらえていた。
作戦通りだ、、、
躰が燃えるように熱くなる。
もうすぐサトルとセックスが出来る。
思い切り乱れたい。
思い切り乱れてやる。
心の中でそう叫ぶ。
つづく
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