その夜、アズサは風呂に入ったあと、脱衣場でわざと大きな音をたてた。
ドシン!
かなりの音に心配したサトルが慌てて駆け込んでくる。
「どうした、大丈夫か?」
「大丈夫、、少しのぼせたみたい、、、ふらっとしてぶつけちゃった、、、」
本気で心配してくれたサトルが嬉しかった。
ホッとしたサトルの視線が、尻もちをついているアズサの股間にとまる。
アズサはバスタオルを体に巻いているだけだった。
尻もちをついて開いた下半身は素肌をさらけ出した状態だ。
薄らと繁る陰毛とその先にある女唇がまる見えになっている。
サトルの視線がさすようにアズサの女を見つめている。
アズサの作戦だった。
見られるだけで感じてしまう。
「サトル、心配させてゴメンなさい、、、ちょっとお尻が痛いの、、立たせくれる?」
「ああ、、、わかった、、、」
サトルが優しくアズサを立たせてくれた。
これもまた、わざと緩くとめていたバスタオルがほどけて下に落ちる。
「あっ、、アズサ、、、」
ユサリと揺れるたっぷりとした乳房が姿を現した。
アズサは豊満な胸を押し付け、サトルに抱きついた。
「ゴメンね、、、まだ少しクラクラするの、、、少しだけこのままでいさせて、、、」
「ああっ、、うん、、、」
ああっ、サトルの匂い、、、すごく好き、、、
自分が濡れているのがわかる。
サトルが欲しくてたまらない。
大丈夫、うまくいっている。
でもこれからだ、、、
「ありがとう、、、もう大丈夫みたい、、、チュッ、、、」
離れる間際にサトルの首筋に軽く口づけをする。
「ゴメン、、、わたし、もう寝るね、、、サトルはお風呂に入るでしょう?」
「ああ、そうするよ、、、」
まだサトルの視線を感じながら、ゆっくりとバスタオルを躰に巻きつける。
そしてネットリとした視線でサトルを見つめる。
「おやすみなさい、サトル、、、」
「、、、おやすみ、、、」
サトルの声がかすれていることに気づく。
自分でシタらダメだよ、、、
思わず口にしそうになる言葉を慌てて呑み込む。
アズサは寝室のベッドで横になった。
バスタオルをはぎ取り全裸になる。
今夜、これからサトルに抱かれる、、、
考えただけで乳首が尖り、女が濡れてしまう。
つづく
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