⑦…
少し街から離れた所にある小さな病院…待合室には、中年の男性が1人座っているだけで、非常に静かな雰囲気だった。
受付には、無愛想で大柄なおばさんがいて、目の前にいる女性を睨むような仕草で不機嫌そうに症状を聞いている。
日登美「あの…おっ…お尻が痛いというか…むず痒いというか…」
あの日から、肛門への違和感があった日登美は、近所にある病院では、恥ずかしいと思い、友人に聞き、少し離れた所にあって、知り合いに会う可能性もなく、人がいない病院をわざわざ訪ねていたのだった。
待合室のソファに座る時に、中年の男性が薄ら笑いを浮かべたように思えて、日登美は、少し恥ずかしい気持ちになる。
座ってすぐ、中年の男性より先に、日登美が診察室に入るように呼ばれた。
日登美(私…先なんだ…初診だからかな…)
診察室は狭い感じで、長椅子が1つ置かれ、診察を受ける場所はカーテンだけで仕切られている。
先生「こちらにどうぞ…」
カーテンの向こうから先生の声が聞こえて、日登美は、そこに入っていく。
椅子に座り、カルテを見る先生は、眼鏡をかけ、白髪頭で痩せ細った感じの、普通に医者という印象を受ける中年男性だった。
日登美(男の先生だからって聞いて…少し抵抗はあったけど…見た目が真面目そうなのと、お爺ちゃん?かなぁ…若い人じゃなくて良かった…別に、この人達からして見れば…ただの医療行為なんだよね…)
そう思いながら、先生の前の椅子に座る日登美だったが、この男性医師は、冷静を装って、心の中にある感情が乱れてしまっている。
先生(カルテ見て…もしやと思ったが…やっぱり…日登美ちゃんじゃないか…こんなところで会うとは…俺に気づかないか…まぁ…こんなに老けた見た目になってるし…きみのせいでだけどね…)
日登美の顔を見た、男性医師は、昔を思い出してしまう。
先生(43か…お互い歳を取ったけど…日登美ちゃん…まだまだ可愛いじゃないか…高校の時、きみを想って…パンティを見たくて…盗撮してしまった俺を…きみは…あの後は、散々だった…)
周囲から盗撮野郎…女に半殺しにされた男…そんな呼び名がつきまとい、彼は、すぐ地元から遠く離れた高校に転校し、何かに怯えなが生きてきたのだった。
日登美「あの…先生?どうかしました」
先生「あっ…いえ…別に、ちょっと待ってください」
男性医師は、席を離れると、受付の女性に話し掛け、彼女が無関心のような表情で頷く。
席に戻り、早速と日登美に対する問診を開始すると、その途中で待合室にいた中年男性が診察室に入ってきて、カーテンの向こうにある長椅子に座る。
先生(日登美ちゃん…もう恨んでないけど…折角の機会だから…色々と恥ずかしい思いしてもらうよ…待ってる男の人にも聞かれてしまうね)
日登美(何か…そこで待たれるの嫌だな…これ…普通なの…少し気をつかってほしいなぁ…)
先生「それでは、診察台に横向きで寝てください…ズボンを下げて、足は前に曲げてくださいね」
日登美がベルトを緩め、ジーパンを下げようとした時、毛布を持った看護師が現れる…
日登美「えっ!!」
看護師を見て驚きの声を上げてしまう日登美に、先生が声を掛けた。
先生「んっ?どうしました…お知り合いですか?」
日登美「えっ…えぇ…息子の同級生で…」
先生(ふふっ…息子の同級生に肛門を曝すのか…こりゃ良い…辱しめるネタが増えたな)
毛布を持った章は、驚きのあまり、声を出す事もできず、ただ日登美を見ている。
章(おばさん…何で…ここ肛門外科だよ…待てよ…今から…おばさんのアナルが…はぁはぁ…やばい…)
先生に促され、日登美は、恥ずかしそうに章をチラッと見て、ジーパンを少し下げ、診察台に横になった。
日登美(うぅ…まさか章君が…看護師してるなんて…これ…恥ずかし過ぎでしょ)
先生は、ぼっ~として立つ章を叱るように、指示を出す。
先生「ちょっと…何してんの…早く毛布を掛けて!まったく…」
先生(そういう事か…章君…きみ…その勃起した物を鎮めなさい…友達のお母さんの肛門に興奮したのかな?それにしても、日登美ちゃん…今日は地味な白いパンティか…こんなに簡単に見る事になるとは…)
診察台に横になっている日登美の腰に、毛布を掛けた章は、更に先生の指示で、日登美のパンティをゆっくり下げ始める。
章「失礼します…先生、これ位ですか?」
先生「いいよ…ここに立って、お尻を開くようにおさえてくれないかな…」
章(あぁ…おっ…おばさんのお尻の感触…先生、何でこの位置に俺を立たせたんだ?おばさんのお尻が…アナルが見えちゃう…はぁ…はぁ)
章は、喉をゴクリと鳴らし、そこを覗き込んでしまっていた…
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