〔‥ねがいです〕
〔せめて ‥の ‥から〕
昭和の旅館にはお決まりの 障子で仕切られた窓際、藤で出来た椅子とテーブルの三点セット。
目を覚ますと その辺りから 声が聞こえた。
障子を開けると、此方に背を向けて 幸子さんが立っている。
そして その幸子さんを ノリちゃん由美ちゃん 2人係で攻めたてている。
『‥ダメ、乳首だけで逝きなさい』
〔ですよ、幸子さん。ケンさん 乳首が大好きなの、それも真っ黒くて長っがい乳首が好きなんですって、乳首だけで逝けたら喜ぶと思うなぁ、ケンさん、ね?〕
〔そんな‥〕
〔せめて ショーツの上から‥〕
〔お願い‥〕
〔自分で‥、私が自分で触るから〕
〔お願いですぅ〕
『ダ~メっ!』
『そんな事許したら すぐ逝っちゃうでしょ?、自分の身体ですものね?』
〔お願いです、逝かせて下さい〕
〔だから逝って良いって言ってるのにぃ、乳首で逝って って〕
由美ちゃんは 意地悪く言うと 舌先で幸子さんの乳首を掬った。
それに合わせる様に ノリちゃんも 残った片方の乳首を掬った。
〔あぁぁ〕
〔‥いいぃ〕
幸子さんが 顎を浮かせて 2人の頭を両手で引き寄せて、そして今度は項垂れた。
〔アっ‥〕
〔ぁぁ〕
〔そ‥、そこ、‥強く〕
〔そう‥、‥‥そう〕
項垂れたこうべを上げて また 顎を浮かせたその時 2人が乳首を放した
〔ィャっ〕
〔そんな‥〕
〔お願い、許して〕
どうやら2人は 逝きそうな幸子さんを わざと焦らしまくってるらしい。
「おはよ」
「ご飯 行こうよ」
「バイキングでしょ?広間で、行こ」
『おはよ、ケンちゃん』
〔おはよーございます、ケンさん〕
『お腹すいたね、そう言えば』
〔ですね、行きましょうか?〕
〔そんな、私、私まだ‥〕
せめて一度 逝かせてくれ、そう幸子さんの目が訴えていた。
「行きましょ?」
「寺崎さんも準備出来てるみたいですし、ね?幸子さん?」
〔‥はい〕
名残惜しそうに 力なく 幸子さんが頷いた。
広間で朝食を摂るあいだも 幸子さんは2人に挟まれて 何やら おイタをされてる様子だった。
俺は テーブルの下から足を伸ばした、まるで それを待っていたかの様に 幸子さんの膝が開いた、俺は更に足を伸ばした、一点を目掛けて。
が、途中 ノリちゃんか由美ちゃんか どちらかの手に触れた、その途端 俺の足は その手に追い払われた。
《まかせなさい》と言わんばかり。
良く見れば 幸子さんの肩が 小刻みに震えている。
アクリルの仕切りがあるとは言え 広間でのバイキング、暗黙の了解で 少し距離は取っているが 当然 他の宿泊客も数組いる。
食事を口に運ぶ箸も小さく震えて 何とも ぎこちない。
《ここでは逝けない》と、幸子さんが 必死に こらえている様にみえた。
が、2人は 食事もそこそこに 《ここで逝かせてしまえ》と 執拗に攻め立てている様だった。
〔ゥッ〕と小さく 幸子さんが漏らした瞬間 持っていた箸を落とした、食器に落ちた箸がアチコチに 音をたてて散った。
幸子さんは 胸の前で肘をクロスさせ その両手で自らの肩を握っている。
身体の震えを周りの客に覚られまいと 自分で自分を押さえつけいた。
「幸子さん?、今日は そのマスクですか?」
『いえ、歯磨きしたら 取り替えます』
「‥ですか?」
「だったら 支度して 歯磨き終わったら マスク準備して 教えて下さい、俺 トイレ それまで我慢するので」
朝食を終え 廊下を並んで歩く寺崎さんの隣で 前を歩く幸子さんに言った。
〔あっ、それ ご主人も〕
前を歩く由美ちゃんが 振り替えって 寺崎さんに言った。
『私が先で良いぃ?由美ちゃん』
『お願いね、ご主人?』
ノリちゃんは 振り向きもせずに そう言った。
〔良いですよ、ノリちゃんが先で〕
〔私も もう1回逝かせて貰って良いですよね?〕
『そうね、きっと上手よ ご主人』
『せっかく こうやって旅行に来てるのに 少しぐらい見せてあげないと可哀想よね?、オ マ ン コ』
2人は幸子さんを真ん中にして クスクスと笑いながら廊下を歩いてゆく。
〔あの‥〕
〔準備できました、ケンさん〕
部屋に戻って しばらくして 幸子さんが声をかけてきた。
「ご主人も?」
〔はい〕
「どうしよ?」
「ノリちゃん、俺、由美ちゃん、の順で行く?、良いい?」
『良いわよ』
〔はい、それで〕
『私が先ね』
『行きましょ、ご主人』
みんな あとに続いてトイレに向かった。
便座に座るなり《シャーッ》と勢い良く ノリちゃんが しはじめた。
ご主人は 便座の前に正座をして その時を待ち構える。
『はい、お願いしますね』
ノリちゃんが 膝を広げて お尻を前にずらした。
「どうですか?寺崎さん?」
〔・・・・・〕
「どうですか?、幸子さんと比べて」
『比べてって ケンちゃん?』
〔その‥〕
〔その、陰唇は幸子より黒ずんでますが 中は ずっとキレイです〕
〔キレイなピンクのトコに オシッコが光ってます〕
『綺麗にして』
〔はい〕
寺崎さんが 舌を伸ばした、時折 ピチャピチャと卑猥な音をたてて。
「さて 交代 ノリちゃん」
俺とノリちゃんが入れ代わった。
寺崎さんと同じように 幸子さんが目の前で正座をしている。
音を聞けば ノリちゃんよりも勢いが良いのは明らかだった。
オシッコの跳ね返りが 幸子さんにかかって ドットの様に 所々 洋服の色が丸く濃くなっている。
出し終えると 俺は何も言わずに立ち上がった。
幸子さんが 俺を見上げた。
チンポに視線を落としては また見上げてきた。
「‥どうぞ」
〔‥はい〕
幸子さんは 俺の腰に両手を添えて 舌先で亀頭を掬った。
「ちゃんと覚えたんですね?」
幸子さんは 含んだまま頷いた
「向こうに行きますよ、寺崎さんに見える様に、ほら」
幸子さんに 咥えさせたまま 体を入れ換えて トイレから出た。
「我慢できる、由美ちゃん?」
〔ケンさんが逝くまで?〕
『そう、ご主人に 見せつけなきゃ』
『夕べ見てないんだし』
『幸子さんが 下品に他所の男のチンポしゃぶる所』
『舌伸ばして ザーメン欲しがるトコも見せてあげないと、でしょ?』
〔ですよね?〕
〔我慢します〕
〔だから幸子さん?、思いっきり下品に 早いトコ ケンさん逝かせてあげて下さいね?〕
〔ふぁい(はい)〕
幸子さんは 咥えたまま返事をすると 獣の様に唸りながら 髪を振り乱しはじめた。
右に左に 髪を振り回しながら 頭を前後させている。
〔幸子、おまえ‥〕
寺崎さんが 次の言葉を呑み込むかの様に 口元を押さえて見入っていた。
「逝くぞ 幸子ッ」
〔ふぁい ふだひゃい〕
(はい、下さい)
幸子さんが 俺を見上げて これでもかと舌を伸ばした。
最初の一撃は鼻筋から目頭にかけて 飛び散った。
ニ撃目からは舌と口を狙えた。
3度 4度と放った。
〔おチンポの中のも 全部 頂いて良いですか?〕
「良いよ」
幸子さんが 深々と咥え直し その頬を凹ませた。
咥え直しては 頬を凹ませる、2度3度と繰り返しながら 幸子さんが吸い取ろうとしていた。
『拭いたりしちゃダメよッ!』
『すぐマスクするの!』
『一日中 ケンちゃんが味わえるわよ、早く!』
ノリちゃんに そう言われた幸子さんは マスクの内側で 鼻筋から目頭のザーメンをぬぐい取り それから マスクを着けた。
『でしょ?、幸子さん?』
「はい」
ノリちゃんの問いかけに 幸子さんが妖しい笑みで答えていた。
〔あんな やぁらしいの見せられて オシッコでるかしら私〕
そんな事を言いながら 由美ちゃんが
便座に座った。
そして それが当然で有るかの様に 寺崎さんが 由美ちゃんの前に正座をして その時を待った。
由美ちゃんは由美ちゃんで 相当我慢していたのだろう?、さっきの言葉とは裏腹に 寺崎さんが正座をしきる前から迸りはじめていた。
俺やノリちゃんなど比べものにならない程の勢いで。
〔もぉぉっ、破裂するかと思ったわ〕
出し終えて そう言いながら ノリちゃんと同じように 膝を広げて お尻を突きだした。
「どうですか?、由美ちゃんのは」
〔みんな それぞれに違うんですね〕
〔若いだけあって綺麗ですね〕
『若いだけって 失礼ねッ!』
ノリちゃんは 少しプンプンしている
〔ゴメンなさい〕
〔でも、肉付きも良くて プクプクしてて 気持ち良さそうです〕
〔良いんですか?舐めても〕
「良いですよ」
「逝かせてあげて下さい」
『幸子さん?』
『見せて貰ったら?』
『私の時はあんな事してくれなかったのに‥、なんて事も有るかもよ』
〔舐めるのは良いですけど、指は入れないで下さいね〕
〔このオマンコに指入れて良いのは ノリちゃんとケンさんだけなので〕
〔舌だけで お願いしますね〕
〔まぁ、吸ったりは良いですけど〕
恥ずかしながら 俺は 舌だけで 満足させてあげられる自信は無い。
最近では 玩具にまで頼ってしまう。
ソレなりの時間も掛かるだろうし 《技》も必要だろうと思っている。
失礼な言い方だが その点 寺崎さんは 不甲斐ない部分を補いながら 何とか幸子さんに満足して貰おうと 色んな《技》を身に付けたのだろう?
〔そう〕
〔そこ 吸って〕
〔そこよッ〕
〔そこ もっと〕
と、由美ちゃんが 寺崎さんの頭を抱えている。
〔アン〕
〔ぁぁ〕
〔フゥゥン〕
〔ィィのぉ〕
と、強気な由美ちゃんの要求が 次第に 喘ぎ声に変わっていった。
先刻の ノリちゃんと寺崎さん 俺と幸子さんの光景に刺激されたのも手伝ってくれたのだろう?、意外に その時は早く訪れた。
そして‥
〔ィィっ、逝くゥゥ〕
と、ついに ただの女に戻った由美ちゃんが 果てた。
『じゃあ 2日 ウチに来てね 幸子さん?、一緒に由美ちゃんち 行きましょ?、ね?』
それぞれが 再び 身支度を整えている時に ノリちゃんが声をかけた。
『もしかしたら 今夜 呼び出したりするかもしんないけど‥』
『ご主人の了解なんて要らないでしょ?、オモチャになる約束したんだもの?、でしょ?』
『呼び出しには キチンと応じる事』
〔はい〕
幸子さんが 躊躇いもなく答えた。
『ご主人も良いわよね?』
『ケンちゃん‥、板橋さんちに‥、それだけで充分ですよね?』
〔はい〕
〔ただ‥〕
『ただ、何かしら?』
〔その‥〕
〔報告させるぐらいは‥、どんな事したか? どんな事されたか とか〕
『良かったわね幸子さん?』
『報告すれば 今度は ご主人が満足させてくれるんだそうよ』
『マンコも お口も もうケンちゃんの おチンポ覚えちゃったのにね?』
『もう しっかり 上書きされたでしょ?、違う?』
〔はい〕
〔しっかり‥〕
今度は 少し躊躇いながら 恥ずかしそうに 幸子さんが答えていた。
『じゃぁ、まずは1月2日、9時に‥、大丈夫ね 幸子さん?』
〔はい〕と答えた幸子さんの瞳の奥の方が 妖しく光った様に見えた。
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