朝、目を覚ますと犬伏からのメールが届いていた。
『あれから朝まで五連発で早紀をやっつけたぜ、、、サイコー、、、、PS.早紀の希望で今日から俺のセフレでーす』
そして三枚の写真が添付されていた。
一枚目は奴のデカチンの先っぽ、尿道口に熱いキスを捧げている写真。
二枚目はバックで中出しされて、膣からザーメンが滴っている写真。ケツ穴まで丸見えだ。
最後は素っ裸で股を広げ、これまた膣からザーメンを滴らせながら、早紀自身がダブルピースを決めた、バカ丸出しの写真だった。
あんなクソ男にまで中出しさせて、ここまでバカな女だとは思わなかった。
浮気をし、そのセックスに溺れるのはいい。
でもクソ男にいいように、ゴミのように扱われていることに、早紀は気づいていないのだろうか?
怒りを通り越して、呆れてしまう。
まあクソ男にクソ女だ。
いい組み合わせだ。好きにするがいいさ。
類は二人のことを頭の中から振り払った。
その日の夕方、驚くことに早紀から電話がかかってきた。
「センパイ、わたしです、、、」
なんの曇りも無い甘えるような声だった。
「どうしたんですか?栗田さん、、、」
類のさめた声をふざけているものと受け取った早紀が甘い声でいかにも親しげに話し続ける。
「センパイにこれから逢いたいなって思って、、、」
今朝まで犬伏とやりまくっていたくせに、この女は、、、
「逢ってどうするんですか?」
「もう、センパイのイジワル、、、」
早紀は類がイヤラしい言葉を言わせようとしていると勘違いしたようだ。
「エッチなことイッパイしたい、、、類とナマでオマ○コしたいの、、、」
少し前まであんなに真面目だったこの女は、彼氏に隠れてセフレをつくり、しかも俺とも関係を続けようとしている。
この女は本当にもうダメだ。
俺にはそれを諭してやる気はもう無い。
「そういうことは犬伏として下さい。」
「えっ、、、何を、、、ヘンなこと言わないで、、、」
「あんな奴に、抱かれたくないって言ってたよね、、、栗田さん、、、」
「そんなことしてない、全部ウソです、、、」
「犬伏が送ってきたんだ、、、ダブルピースのバカ写真を、、、」
「ええっ、、、そんな、、、センパイ、話を、、話を聞いて下さい、、、」
「聞かない、、、もう俺には連絡しないで下さい。それからユズルとは別れろ、、いいな!」
「そんな、、、違うの、許して類、、、」
「ダメだ、、これからは犬伏くんと仲良くやって下さい、、、セフレになったんでしょう?犬伏くん、自慢してましたよ、、、でもあいつはクソ男だから、写メとか拡散するかも知れない。気をつけた方がいいですよ。あっ、もう遅いか、、,じゃあサヨウナラ、、、」
「まって、類、、、お願い、、何でも、、、」
類は構わずスマホを切った。
これでいい、良心が疼いたが自分を納得させる。
これが早紀の本性なのだ。
いくら猫を被って反省しても、それは一生変わらない。
要するに生まれついてのヤリマン女なのだ。
処女のうちは違ったのだろう。
いや押さえていたのか、、、
とにかくいまの早紀は、好みの男を見たら自分から股を開く、そんな女になりさがっている。
つづく
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