しばらく河上景子と謎の覗き合いが続いた。
庭の雑草を引き抜きながら次第にこちらに近づいてきた。
河上景子はすでに股を完全に開いた状態でありながら、その表情は真面目な人妻そのものだ。
『間違いない…河上景子は俺に見られたいんだ…俺を見たいんだ…』
その日、ひさしぶりに妻の恭子が病院から帰ってきた。
『恭子、お帰り、まだまだ無理しちゃダメだぞ…』
『あなた、ありがとう。でも私、妻としての努めも果たせていないから…』
『妻としての努め?』
『うん、あなた…溜まってるんじゃない?私…体力ないけど、家にいる時はいつでも応じるわよ。
あなたの精液は全部私の中に入れてね』
『おっ、おぉ~、なんだか大サービスだな!病院で何かあったんじゃないか?』
私は恭子に冗談を言ったつもりだったが恭子は真剣に否定した。
『ないです!』
『おいおい、冗談じゃないか、気にしないでくれよ』
『そ、そうよね。私のほうこそマジになってしまってごめんなさい。
それから…私、アソコの毛がなくなってしまったけど気にしないでね』
『恭子、おまえ…パイパンにされたのか?』
『変な言い方しないで。検査で剃毛が必要だったのよ…』
『なるほど、そりゃそうだよな。あとで俺も検査しちゃおっかな~』
『ダメよ!』
『えっ!?ダメなのか!?』
『えぇ…ダメです。あとじゃなく…今すぐ検査してください』
『恭子、おまえ…ほんと何だか変だぞ』
『うん、私…変なんです。』
『まあ、いいよ。変態な恭子も興奮しそうだ』
『そうよ、私…変態だから』
そんな恭子に違和感を感じながらも私は隣の家の河上景子のことばかり考えていた。
『あなた!家の外ばかり見て…どうかしたの?』
『いっ、いや…なんでもないよ』
私は気付かなかったが、隣の家からは河上景子が我が家を覗き見していた。
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