いけないと思いながら、彼女から目が離せなかった。
声をかけた方がいいと思ったが、勃起しきった股間では立ち上がることもできなかった。
彼女の右手がゆっくりと動いていた。
時折、肩がピクッと揺れている。
まるで何かに耐えているような苦しそうな表情だ。
眉をすぼめ、唇を噛んでいる。
何をしてるんだ?
彼女の下半身はカウンターに隠れて見えない。
でも、絶対に何かをしている。
その何かに、唇を噛んで耐えている。
小さく震えながら唇を噛み、苦しそうに顔を歪ませている。
まさか・・・
そんなはずはない・・・
でも・・・
その日から、彼女の観察が始まった。
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