ドキッとした
そんな突然の懺悔は衝撃的だった。
見られたことに気づいていなかったし見るような男性だとも思っていなかったから本当に驚いた。
けれどその真摯な謝罪は下心を隠さず言い寄ってくるような男達とは違い不快には感じなかった。
尊敬すべきだと思っている男に、むしろやはり誠実な人なのだと好意を抱いた。
本人には恥ずかしいだろう告白に むしろ自分の魅力を褒められたような気さえした。
目が離せなかったと書かれた文字に嬉しいと感じてしまった。
彼が男性である事を いまさらながら強く感じた。
意外だと思ったが、その誠実な姿勢に不快感は全く感じない。
彼は他の男達とは違う。
真っすぐ向けられた感情に 自分が女である事を強く感じた。
自分に魅力があり、自分の魅力に彼が反応している。
だから、自分が嬉しいと感じたことを伝えてしまった。
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