ゆっくりと立ち上がりベットに向かいました。
心拍数が上がっているからか、それともいつもの3倍の量のせいか、まだ1~2分しか経っていないのに もう効きはじめた気がします。
バスローブは床に脱ぎ捨て そのままベットに横になりました。
時計を見ると ちょうど5時になったところだでした。
ちょうど、メールが送信されただろう
1人目の男は、いったい何分で着くだろうか
参加する男が複数いる事は全員に伝えてある
ノックの音を聞けば、男は扉を開け 別の男を迎え入れるだろう
全員が来るだろうか
いったい何人が自分を・・・
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男は欲望に忠実な変態でしたが単細胞のバカではありませんでした。
初めての日に手を出さなかったのもリスク回避でしょう。
もし何も考えないような男であれば、私の運命は全く違ったものになっていたかもしれません。
そのままラブホテルに連れ込めば、セーラー服の私を店員が通報したかもしれない。
水曜の9時なんかに薬を飲ませれば、次の朝まで起きられなくて親や学校が問題にしたかもしれない。
そうなれば たとえ1回は成功したとしても、男は捕まったかもしれない。
私は監視されるようになり、それからずっと何もできずに過ごしたかもしれない。
けれど、男はそうしませんでした。
全てを計画してから実行に移したのです。
指定されたのは土曜日の昼でした。
普通の服で家を出て、セーラー服は鞄に入れておけと言われました。
私は言われた通り、友達の家に泊まると嘘をついて家を出ました。
メールで教わった通りに1人でビジネスホテルにチェックインして セーラー服に着替えてから錠剤を2つ飲み、そのままベッドに横になりました。
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