「あれは焼き廻しをして三ヶ所に送ってある。今頃着いているはずだ。」
「ええっ、、、どこへ、、、」
「酒巻の奥さんとお前の実家、それに酒巻の上司にだ、、、」
「それは、、、」
さすがに酒巻の顔色も青くなっていた。
「上司にまで、、、」
「当たり前だろう、お前達が乳繰り合ってるって、職場で評判になっているんだからな。欲求不満な人妻が最悪な男のデカチンに夢中になっているって、噂になっているのをお前知らないのか?呆れたものだな、、、でも知っていながら上司として、それを放置するから平気で夫婦のベッドに男を連れ込んで、ケモノみたいに汚らしい浮気セックスをすることになるんだ。責任はある。」
職場でみんなが知っていた。
愛の心が歪む。
みんな、わたしが主任と不倫している姿を想像して、それを陰でうわさしていた。
そんなこと耐えられない。
「でも、そんなの酷い、、、」
「どっちが酷いんだ。家族を裏切って不倫して、ケツ穴なんて動物みたいなことをして、、、凌馬にも送ってやろうか?」
「いや、、、お願い、許して、、、」「凌馬って、誰だ?」
「ああ、知らなかったんだ。愛のもう一人の浮気相手だよ。今度、3Pするらしい。」
「他にもいたのか、、、それに3Pまで」
酒巻にもさすがに想定外だったようだ。
「ああ、若い童貞の男がいいらしい、、、」
「いや、もうやめて、、、お願い、、、」
「愛、、、どうして、、、他の男と3Pだなんて、、、どうして俺に言ってくれない、、俺が3Pでも何でもしてやるから、、、行くぞ、愛、、、」
酒巻は新たなプレイでも想像しているのか、ニヤニヤしながら愛を連れて行こうとする。
愛は床の上にしゃがみ込んだ。
虚ろな目をしていた。
「酒巻さん、わたしは行きません。一人で行って下さい、、、」
「何を言っている。お前達夫婦はもう終わりだ、、、行くぞ、、、」
「そうだ、愛、終わりだ、、、出て行ってくれ、、、」
「イヤよ、、わたしは行かない、、、こんな男ともうセックスなんてしない、、、新一としかしない、、、」
「何を言ってるんだ、、、俺はもうお前なんかとしないぞ、、、」
「行くぞ、愛、、、これからホテルでたっぷり抱いてやる、、、」
「汚らしい手で、わたしを触らないで、、、もうあなたになんか触らせない、、、」
「どうしたんだ、愛、、、」
酒巻は訳がわからなかった。
さっきまで俺の女だったのに、、、
つづく
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