半年が過ぎた。
女はホテルにつくと、素早くエレベーターに乗った。
薄めのメイクに、躰のラインが出ないように白のジャケットを羽織っている。
髪型も少しだけ変えて、いかにも上品な人妻という出で立ちだった。
躊躇せず素早く行動することが大切だ。
そうすれば発覚する恐れが少なくなる。
今度、不倫が発覚したら、夫婦関係が間違いなく破綻する。
そう分かっていながら、女は部屋で待つ男に抱かれたかった。
夫が仕事をしているというのに。
夫の目を盗んで、まっ昼間から男との情事にどっぷりと浸かりたかった。
女はエレベーターを降りると急ぎ足で部屋へと向かった。
女は、、、愛だった。
四十代半ばの男が、ホテルの白いバスローブを身につけ座っていた。
胸元に濃い胸毛がはみ出していて、背は高めだが腹が出ている。
ちなみにその中年太りの腹にまで剛毛が繁っていた。
そのくせ頭髪は薄く、日に焼けた顔はつねに脂ぎっていた。鼻と口が異様にデカく、目は小さいくせにいつもギラギラしている。
清潔感もほとんど感じない、見るからに不細工な男だ。
妻子があるのに大の女好きで、セクハラが大の得意、愛がもっとも嫌うタイプの男だった。
酒巻という売り場の主任だった。
「シャワーを浴びさせて、、、」
「ダメだ、、、今日はそのまま抱く、、、」
躰を洗わずに抱かれるのは、この男に最初にレイプされてから二度目だ。
愛は子宮の奥にズーンという鈍い疼きを感じていた。
三カ月前から愛は郊外の大型ホームセンターで週二回ほどのパートのバイトを始めていた。
そして2カ月前、新一の出張中に売り場の飲み会に参加した。
以前から美しく、グラマーな躰付きの愛を狙っていた酒巻にさんざん飲まされ、気がついた時にはラブホのベッドの上で全裸に剥かれ、躰中を舐めまわされていた。
必死に抵抗しようとしたが、アルコールの酔いと男の執拗な愛撫に反応し始めていた躰がいうことをきかず、愛は犯された。
酒巻はタフで絶倫だった。
そして愛を貫いた男根は驚くほどの巨根だった。
長さは凌馬とほとんどかわらなかったが、太さが違っていた。
亀頭が異様にデカく、カリが見事に張り出し
反っていた。
色はどす黒く、黒光りしていた。
グロテスクな逸物に初めは痛みを覚えた愛だったが、いやらしくネットリとした酒巻の腰使いと、酒巻が前から狙っていたデカい胸への執拗な愛撫に女汁が溢れ始め、気がつくといつの間にか、大嫌いな毛深い男にしがみついていた。
初めの痛みなど全く感じなくなり、かわりに一気に流れ込んで来た快楽の波に飲み込まれていった。
それからはもはやレイプではなくなっていた。
酒巻の並外れた巨根に貫かれながら、自ら唇を求め、舌を絡めていった。
夫との約束を忘れ、大嫌いな男とのセックスに溺れていった。
愛の熟した豊満な肉体は新一との性生活に満足していなかった。
躰の奥底でもっと逞しく、タフな男を求めていた。
酒巻は驚くほど絶倫だった。
朝まで休むことなく四度も愛を抱き続けた。
絶倫なだけではなかった、酒巻は極度の遅漏で、さすがに愛が許しを請うても、構わず攻め続けた。
愛は爆発的な絶頂を何度も上り詰め、獣のように声を上げ続けていた。
自ら進んで、うっとりとした表情浮かべ、酒巻の巨根に時間をかけてネットリとしたフェラチオを施した。
デカい、硬い、太い、カリがすごい、あらゆる賞賛の言葉を囁きながら、メス汁を滴らせて、熱のこもったフェラを続けていた。
つづく
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