愛は玄関で明るく出迎えてくれた。
食事はすましてくると伝えてある。
新一がシャワーを浴びて出て来ると、わたしもと言って浴室へと向かった。
去り際に思い詰めた顔をして、
「新一、、ベッドで待っててね、、、」
という言葉を残して、、、
愛の方から別れを告げる気なのかも知れない、、、
新一は重い足取りで寝室へと向かった。
しばらくして愛が入ってきた。
愛は見たことも無い、純白のベビードールを身につけていた。
ノースリーブでほとんどショーツが見えてしまうほどの長さしかなかった。
生地が薄く、愛の躰は余すこと無く、ほとんど丸見えだった。
下着は白のショーツしか身につけておらず、うっすらと陰毛が透けて見えていた。
そしてブラをしていないGカップの胸が、前方に突き出し、頂きにある大きめの乳輪と乳首がモロに見えている。
たまらないほどのセクシーだった。
寝化粧なのか、うっすらと施されたメイクが、可愛らしい顔立ちにマッチして、人妻の色気がにじみ出している。
新一は激しく勃起していた。
「愛、、、どうして?」
愛は青白い顔をしてベッドに近づいて来た。
瞳がいまにも泣き出しそうなほど潤んでいた。
愛は決心していた。
ずっと待つなんて、無理だ。
自分が壊れてしまう。
凌馬には別れを告げていた。
いつわりの愛でもいい、新一に抱かれたかった。
それがいつわりの愛だとしても、いつかは本物に戻して見せる。
そう心に決めていた。
でもいざとなると体が震えていた。
ベッドの横に立つと涙が溢れそうになる。
すごく怖い、、、
愛は自分の気持ちを正直に伝えた。
「お願い、、、新一、、、わたしを、、、拒まないで、、、、好きじゃなくてもいい、、、嫌いにならないで、、、、お願いだから、、、、」
愛は小鳥のように震えていた。
こらえていた涙がこぼれていた。
新一は優しく拭き取り、髪を撫でたながら愛の瞳を見つめた。
すがるような瞳をしていた。
愛を追い込んだのは全て自分のせいだ。
胸が締め付けられる。
「愛、、、ごめん、、、」
そう呟いて、唇を重ねた。
愛はすぐにしがみついて来た。
愛の方から舌を絡めてきて、新一の舌を自分の口へと引きずり込んだ。
まるでもう二度と離さないと言わんばかりに。
つづく
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