ベッドに腰を下ろすと、枕元にある綾乃のスマホが目に入った。
その下に紙切れのようなものが見えた。
なんだろう?
軽い気持ちで見てみると、それは名刺だった。
有名な私立大学の三年生とあり、江本類という名前だった。
他に学部学科が記されていて、メアドと携帯の番号がかかれた簡素なものだった。
あのナンパ男のものだとすぐに思いあたった。
あの時、綾乃にすでにわたしていたのだ。
そのとき綾乃が入ってきた。
「これ、どうしたの?」
「ああ、それ、、、」
綾乃は視線を泳がせて、言葉を続けた。
「あの時、無理矢理わたされたの、、、捨てようと思って忘れてた、、、」
本当にそうなのだろうか?
それならホテルのゴミ箱にでも、いつでも捨てることが出来たはずだった。
それに金パツ、ピアスでチャラそうな男だったが、背が高く、スラリとした体型で顔立ちが甘く整っている、かなりのイケメンだった。
案外、綾乃も心の中では好みのタイプだと思っていたのかも知れない。
明らかに、綾乃の態度にはおかしいものが感じられた。
こんなことを考えているうちに、なんとも言えない嫉妬心が湧いてきた。
綾乃を意地悪く、攻めてみたい気持ちになってくる。
綾乃をベッドに押し倒し、唇を重ねる。
綾乃は両腕を首にまわし、舌を絡めてきた。
「ああっ、新一、、、いっぱい、してぇ、、、」
何か話を反らそうとしている。
そんな気がした。
新一は綾乃の尖った乳首を摘まみ、コリコリと指先でもて遊んでいた。
「あっ、あっ、、あーん、、、乳首、感じるぅ、、、」
今日の綾乃は躰中、どこもかしこも、いつもよりずっと敏感になっているような気がする。
それはあのナンパから始まっている、新一はそんな気がしていた。
新一は綾乃の耳元で囁くようにして言った。
「綾乃、、、あの学生がそんなに気になるのか?」
綾乃は躰をピクリと震わせた。
「いや、、、そんな、、、そんなの違う、、、、あ、あん、、、」
新一は乳首を攻めながら、更に乳房全体を愛撫した。
「正直に言ってごらん、、、、綾乃のタイプなんだろう?」
「ハアッ、あっ、、、はぁんッ、、、いやぁ、、、」
「綾乃、言ってごらん、、、」
「ああん、、、少しだけ、、、ああっ、、ちょっとだけ、、だよ、、、」
「やっぱり、タイプなんだ、、、、妬けるよ、綾乃、、、」
「ああっ、ゴメンなさい、、、でも好きなのは新一だよ、、、あーん、感じるぅ、、、」
「本当はあいつにナンパされて嬉しかったんだろう?タイプだったから、名刺を受け取ったんだろう?」
「すこし、、すこしだけ、、、ああっ、メル友だったらなりたいなって、、、ああっ、下にも指、、欲しい、、、」
メル友だったらなりたいって、、、
本音は違うと思った。
綾乃はメールでやりとりをして、もし安心出来る男だと確信出来たら、、、
タイプの男なのだ。
メールのやりとりだけで満足出来るだろうか?
いいや、二人で逢う積もりだったに違いない。
そして、、、
新一はそれを確かめるかのように、綾乃の願いを叶えてやった。
ショーツの上から綾乃の女を指先でなぞる。
そこは、、、、すでにベッチョリと濡れていた。
「また、、、こんなに濡らして、、、オマ○コ、ベチョベチョじゃないか?」
答えはそこにあった。
綾乃はナンパ学生とのセックスまで想定しているようだった。
「イヤッ、、、あーん、、お願い、じかに触ってぇ、、、」
綾乃はいやらしく尻を振り、催促してきた。
「ねえ、、、はやくぅ、、、指、欲しい、、、、」
たっぷりと濡れている膣中に人差し指と中指を潜らせ、ゆっくりとかき回す。
そして親指で優しくクリをこねる。
「ああっ!それ、、、すごくイイ!」
綾乃は股のつけ根を押し付けて、貪欲に快楽を貪っていた。
慎ましやかな人妻の仮面を脱ぎ捨て、淫蕩なメスの表情を浮かべ、自分よりもずっと若い男の体を想像しながら絶頂に達しようとしていた。
「ああっ、もうダメぇ、、イキそう、、、」
新一は乳首に舌を這わせ、思いきり吸い上げた。
「イクッ!類くん、ダメぇ、、イグッ!イッチャウ!!」
綾乃は腰を跳ね上げ、思いきり絶頂していた。
躰を震わせ、新たなメス汁を滴らせながら、新一の指を締め付け続けていた。
つづく
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