男の体は異臭を放っていた。
何日も、何ヶ月も洗ってないんだと思った。
羽織っているシャツも、脱ぎ捨てた作業ズボンも汚れている。
匂いを嗅いでいるだけで気分が悪くなっていった。
汚い
不潔だ
男は私の頭を両手で掴んで引き寄せていく。
近づくほど匂いがキツくなっていった。
クチュ・・・
ヌルッとしていて生温かった。
さっきまでの固さはなく、ブヨブヨしている。
血の匂いがして、味は苦かった。
クチュ・・・・・クチュ、グチュッ・・・
グチュッ・・・クチュ・・・・・グチュッ・・・
クチュ・・・グチュッ・・・クチュ、グチュッ・・・
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