「・・・じゃぁ、もしかして昨日も?」
そう質問した俺の手は、少し震えていたかもしれない。
今日は月に一度の定例会議だった。
そして定例会議は、妻が吉崎に体を許したきっかけのイベントだ。
さっきまで自分がいた 白い壁の少し狭い会議室を思い出しながら吉崎を見る。
奥にはノートパソコンの設置された小さなデスクがあり、その前には椅子があった。
吉崎は、俺をみて笑いを堪えきれずにクックックッと笑っていた。
楽しそうで、自慢げで、勝ち誇っている。
「もちろん昨日も楽しみましたよ」
俺は、自分の予想通りだった吉崎の言葉に、テーブルの下で勃起している股間を 今すぐ扱きたい欲求にかられながら座っていた。
そして、次の言葉に絶望する。
「それに、今日も会議の前に少しね」
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